すぐに入店! とはならなかった
入るなり、券売機が右手側にある。みな、順番にそこで食券を購入しなければならない。だから、そこでの待ち時間もあるのだ。だから、開店と同時に入店! というわけにはいかないのだった。
先陣を切った女性2人組が熟考のすえ、発券。そして、俺を寒風から守ってくれた壮年が発券。ようやく俺の発券のターンがやってきた。
どれを頼めばいいのかわからなかったので、とりあえず壮年が頼んでいたのと同じヤツを注文した。
それを大将にお渡しするや否や、店員さんがカウンター席へ誘導してくれたので着席。
ちょうど東向きの窓際の、換気性抜群の席だった。暑がりの俺にとっては嬉しいポイントである。
ラーメンを待っている間も、みるみるうちに席が埋まっていく。なるほど。やはり聞きしに勝る人気店というわけか。そんなことを思いながら、スマホで漫画を読みながら待つ。
そういえば、スゲェ煮干しみたいな香りがするな。うどん屋さんの出汁みたいな感じがする。
やがて店内がいっぱいになったころ、ラーメンが届いた。それがこれだ!