途中、綺麗な水の流れを眺めて癒されて、
「これ、かずら橋に使っとるかずらぞ」と教えてもらって、合間合間に勉強させてもらいながらガンガン山道を進んでいく。
ちなみにこの苔むす倒木は、「徳嶋転倒の木」と名付けた。
足をのっけた瞬間に、つるんと滑って真横に倒れて肩の筋肉を強打したいわくつきの木である。皆も山道で苔むす木を見つけたら、極力登らずにかわして進もうね。
で、あらかた皆の体力の消耗が進んだところで、時刻は午前11時。とりあえず一旦下山して、元の場所に戻ろうやとなり、降りていくことに。
道中、「わたし、ここの景色好きなんよ」など先輩たちがいうスポットを眺め、「確かに良いな」と思うポイントを撮影しながら来た道を戻っていく、松茸収穫0本の俺。
でもね、やっぱりアレだよ。たしかに釣りでもそうだけどさ、いっぱい釣れたり、いっぱい収穫できたりするとスゲー嬉しいんだけど、こうして冒険出来ること自体が嬉しくて、幸せだなあ。「ぼかあ、しあわせだなあ」と感じられちゃうんだな~、俺は。
だってさ、こんな深い山なんて地元の詳しい人でもいないと入れないよ。日本中で迷子になってんだから、こっちは笑