「文芸作品他パネル展示コーナー」
ここでは外のブースでは置いてない、また凝った造りの家具なんかが多数置いてあって、売られていた。これまた見事な出来栄えでね、思わず見とれてしまった。
すると、ひとりの刑務官の人に声をかけられてね。いろいろとお話を伺ったよ。
こういう家具は、まず刑務官からの指示で受刑者たちが作るんだけど、作る前に説明があり、その後、こういうのを作る職人みたいな先生みたいな人がお手本を見せるらしい。そして、造り始めるという。
いやいやお手本があるにしたって、教えてくれる人がいるにしたって、そう簡単にこんな立派なものは造れないよね。
あとまったく関係ないけど、その刑務官の人が「あれ? 誰かに似てるなあ」と思ったら、道の駅どなりのちーかまさんそっくりだったの。マジでそっくりで内心この日一番驚いたといっても過言ではなかった。
で、同じフロアには受刑者たちが書いた短歌や俳句、書や絵も展示してあって、それもかなりの力作ぞろいで驚いた。それらも許可を得てから写真撮らせてもらって、こうして載っけているわけさ。
まとめ
結局のところ滞在時間は約1時間強といったところかな。
でも、かなり充実した時間を過ごせたと思っている。たとえば刑務官の方と話せたことも大きな収穫だと思っているのよ。というのも、偶然なのかもしれないけど、刑務官の方、皆さんめちゃくちゃ気さくで優しくて、何より饒舌で聞いたこと凄い丁寧に答えてくれるんだ。
ほら、普段なかなか会う機会ないじゃない? だから会えて言葉を交わせただけでも行った甲斐あったなと思ったんだけど、いろいろ質問できたのも大きかった。
あと刑務所作業品に対して「これめちゃくちゃ格好いいっすね」なんて素直に感想いうとさ、なんか凄い嬉しそうにしてるわけ。まるで授業参観で我が子を褒められた家の人みたいな感じ。
そういうのを見てると、ある種、家族みたいな感覚みたいなのと、それと同時に戒めなければならない厳しい学校の先生みたいな感覚とをバランスよく持ち合わせてないといけない大変な仕事なんだなと漠然と思った。
また俺が買ったものを帰宅後撮影しまくったので、それを並べて載せて今回の記事をおしまいとする。
ちなみにこの記事をこの時間にアップしたのは、まだこの「第41回徳島矯正展IN道の駅いたの」が開催中の時間であるからだ。ひとりでも多くの人にこのイベントに参加してもらって、いろいろと感じて欲しいと思ったからだ。
というわけで今回はここまで。それではまた。したらなー。