素麺。いわゆる温かいにゅうめんである。
「おおっ、そうめん!(実際はにゅうめん)」
まあ女将さん(北室白扇さん)の真骨頂というか、伝家の宝刀というか、大魔神佐々木のフォークというか、北室さんのそうめんの登場はそれくらい「真打登場」感が強いのだ。
そのにゅうめんの旨いこと。まあ、そうめんのプロが作ってくれてるわけだから、「何を当たり前のこといってんだ」って言われそうだけど、旨いんだから「旨い!」。
そして、味変のお供には、みまから七味唐辛子。
これが効く。旨味の詰まった辛さが半田そうめんの魅力を更に引き上げるのだ。
最後は果物(オレンジ)と温かいお茶でフィニッシュ。
ちなみに、料理の量などのさじ加減は、お客さんを見ながら調整することもあるのだとか。ちなみに俺はちょうどピッタリお腹いっぱいになったから、女将さんの目方眼力は精確だと思われる。
瑞々しい果物と優しい温かさのお茶を味わいながら、女将さんとお話。
いろんな話をしたよ。徳島県の行く末、未来などを語らったね笑 内容は内緒だけど、徳島県はまだまだ未開の地であり、世界中でまだ誰も本当の面白さや凄さに気づいていないと確信した。俺は、もっと野良ライター兼YouTuberとして頑張っていかなアカンと気を引き締めたね。
気づけば午後9時前になっていた。なんということでしょう。何もかも独り占めしちゃってごめんなさいね状態である。楽しすぎて申し訳ないくらいだった。
やがて、俺の夕食宴大会祭りフェスティバルも宴もたけなわとなり、女将さんに「おやすみなさい」を言って二階の自室へいったん戻った。