レース開始
まずは幼獣部門から、成獣メス部門、成獣オス部門の予選と続いていく。予選を突破できるのは、各レース上位3名のみという狭き門。各部門とも10人前後の2組ずつという感じで、それぞれ決勝戦は6名が進めるという具合だ。
成獣オス部門の予選までは、結構あったのでテントに戻って応援に徹することにした。
でね、応援してたんだけど、みんなめっちゃ足速い笑
幼獣もそうだし、成獣メスもみんなめっちゃ足速くて、「何? みんなアスリートなの?」と笑ってしまうくらい凄かった。
そして、驚いたのが、成獣メス部門の予選をあかねさんことうだっそーさんと、蒼藍アオさんが見事突破してたことね。「マジか、スゲー!」ってなって、自分のレース前にめちゃくちゃ興奮した。
終始大盛り上がりのなか、とうとうやってきました。俺ことトクシマダイスケザウルス出走のお時間。
成獣オス部門予選2組。なんとポンジュさんも同じ組であり、戦わなくてはならなくなった。これがティラノサウルスレースの非情なところよ笑
よーいドンする前に全員に対してインタビューがあるんだけど、俺も一応盛り上げないとと思い、
「優勝しか見えてないんで、ゴール付近の人たちはどいといてください。ぶっ飛ばしますよ」
と大ぼら吹いておいた。こういうのは謙遜してちゃダメ。いうだけいっといたほうがいいんだ笑
で、さらに盛り上がればいいなと思い、この日誰もやってなかったクラウチングスタートをしようと思いつき、「よーい……スタート」でやろうとしたんだ。でもさ、よく考えたら普通に走るのでもクラウチングスタートなんてやったことなかったからさ、全然出来なくて普通に出遅れた笑
さらに言うと着ているティラノサウルスの頭が空気不足なのかぐわんぐわんヘッドバンキングして、前が全然見えねえでやんの。ようやく加速しきった段階で正面見ると、ほとんどのティラノサウルスの背中が見えていた。
詳しい結果は知らんけど、おそらく俺はケツから2,3番目くらいだったと思う笑
つまり、余裕で予選落ちってわけだ。