最近ではあまり目にしなくなったが、瓶詰飲料が好きだ。
牛乳にしろ、ジュースにしろ、ビールにしろ、圧倒的に瓶詰めのやつが旨い。
缶やパックのでも旨いは旨いが、瓶詰のものには敵わない。どういうわけか旨い。冷たく感じるからなのか、瓶の飲み口に細工がしてあるのかは知らないが、とにかく瓶詰め飲料は旨い。
というわけで今回は徳島県ローカル瓶詰ドリンク飲み比べ祭である。
とりあえず阿波食ミュージアムで買ってきたものを並べてみる!
目新しくも、どことなく懐かしいような炭酸飲料もあれば、アルコール飲料なども顔をそろえる。サイダー、ハイボール、ワイン、ビール。まあ多種多様。
なかなか壮観だろう。まるで阿波の土柱を見上げたようなアングル。
それでは早速1本1本飲んでいこうではないか。
まずは、コイツを飲んでみよう。
木頭杉一本乗り公認飲料 きとうゆずサイダー
ほんのり青色の瓶か。
清涼感抜群の見てくれをしているね。パッケージも可愛らしいイラストと木頭柚子が散りばめられていて良い。また、写真ではわかりにくいかもしれないが、何やら小さな文字でぶつぶつ書かれている。
全部書き起こすのは大変なので、30文字前後にまとめてみよう。
「四国の真ん中・木頭には年がら年中ええもんがあるけん来い」
みたいなことが書かれている。ドストレートで良いね。
一応原材料なんかもチェックしてみたところ、ゆず果汁は当然として、はちみつも含まれているみたい。なので、1歳未満の赤さんは飲めないのでご注意。まあ赤さんに炭酸飲料は飲まさないだろうから余計なお世話か。
さて、十分にパッケージ周辺を眺めまわしたところで、そろそろいただくとしようか。
きとうサイダーを飲む
残暑に心地よい清涼感をもたらす微炭酸。
はちみつレモンならぬ、はちみつ木頭ゆず。レモンでも、ミカンでも、すだちでもない。木頭ゆずの香り。はちみつの優しい甘さと、ゆずのほのかな風味。これが味覚と嗅覚を同時に癒してくれる。
はちみつとゆずの効果なのか、心なしか喉に潤いがもたらされた気がするな。(個人の感想です)
口当たりはスッキリしており、後味も爽やか。口の中にまとわりつかない甘さ。旨い。
いやあ、旨いわ。もっと酷暑にぐびぐび飲んでも良かったなと思う。
あと、最初に微炭酸って表現したんだけど、この数年、めちゃくちゃ強い炭酸水を好んで飲みまくってきたから、そう感じるだけなのかもしれない。(コカ・コーラも微炭酸に感じるようになってるから)
ネットでも購入でき、1本あたり300円程度。
ちなみに、ネットで検索をかけると「味 レモネード」と身もふたもない紹介をされている。が、非常に良い得て妙というか、飲んだことない人に説明するには一番わかりやすい表現かもしれない。俺も、はちみつレモンを引き合いに出しているしね笑
ごちそうさまでした
さて、もう1本くらい飲んどこうか。
ちょっと酸っぱいのが欲しいかもしれないから、コイツに決めた!
上勝うめサイダー
さっきのきとうゆずサイダーにしても、このうめサイダーにしてもさ、やっぱり酸味ある果実と炭酸飲料って合うよな。両方が相乗効果で飲み手をすっきりさせてくれる。
実際、梅を軸にした炭酸飲料って昔からあって、子どもの頃から好きだったもんな。とくにスイミングスクールで1時間みっちり泳いだ後に、毎回飲んでたのが「うめスカッシュ」っていう梅のジュース。緑色の、少しぽっちゃりしたデカビタC的なスタイルの瓶のやつ。
このサイダーには、上勝町産のうめと、北海道産てん菜糖ってのが使用されているらしい。てん菜糖って天然由来のオリゴ糖が入ってるんだっけな。血糖値もあげにくいらしい。
つまり、甘さの過程にもこだわって作られているサイダーってことだな。
先ほどのきとうゆずサイダーが、はちみつをベースに甘味をコントロールしていたのに対して、このうめサイダーはてん菜糖をベースに甘味をつけているというわけか。楽しみだぜ。
うめサイダーを飲む
開けた瞬間、梅の香りが漂うんじゃないかって思ってたんだけど、とくに香らず。
でも、コップに注いだ黄金色のサイダーは美しくて、神々しささえ感じるね。そして、何よりスパークリング感が非常に強い印象だ。シュワシュワシュワ。コップを覗き込んだら、はじけた小さな泡が目に直撃したよ。元気いっぱいのサイダー。
ぐいっとひと口。甘さは控えめで、どちらかと言えば甘酸っぱさが勝る感じだな。スカッとしたクエン酸味があるね。暑い季節に部活やってさ、喉からっからになっててさ、そこにコレがあったら一気に回復するよ、きっと。
熟した芳醇な梅の感じではなく、若いハツラツとした梅をイメージさせる口当たりだな。
ちなみに動画撮った後に、らっぱ飲みしてみたら酸味が増した気がした笑
いや、旨いね。ちょっと元気になったもん。ごちそうさまでした。
というわけで、今回はここまで。それではまた、したらなー。