ちなみに俺はバスケ経験者ではない。
だが、親父や弟マーはバスケ部だったり、小学生低学年の頃に家族で毎日フリースローしたり、ちょっとしたゲームをしたりするくらいの馴染みがあった。体育でも得意だったし、バスケは観るのもするのも大好きなんだよね。
とはいえ体育館でドリブルするなんて、かなり久しぶり。
それこそ高校中退してからだから、18年ぶりか。
やっぱりバスケは楽しい。試合形式は体育や球技大会くらいしかやったことないけど、ドリブルするだけで高揚するね。ボールが跳ねる音と衝撃が、心拍と重なるようだ。
目一杯広げても、20センチそこそこの俺の手じゃ、掴みきれない大きなボール。
それを集中してコントロールしようと必死になる。
小柄な俺には不向きだと思われるバスケだが、身長がさほどハンデにならないプレーがある。
フリースローだ。
フリースローの時間だけは、自分以外誰も動かない。体格の差もへったくれもない。大事なのは練習とメンタルだろう。
数少ないバスケにおける自慢がある。
あくまで体育や球技大会での話だが、フリースローを外した記憶がないこと。それが俺の密かな自慢だった。
とはいえ、20年近くやっていなければ、伝家の宝刀も錆びてボロボロだ。まあ入らない。ほとんど運否天賦。一か八か。入れている、というより、入った、という感じだ。
結局2時間で200本くらい投げ込んだ。
そのうちシュートが決まったのは30本程度。成功率15%という絶望的な現実はさておき、それでも楽しい。あまりにも楽しい。
とりあえずフリースローが決まったところだけ集めた動画を編んだので、載せとく。
あとでフォームなどを客観視するために撮影しておいたのだが、我ながら独特なフォームだな笑
どうでもいいが、よく太っているなあ。
途中オーバースローで投げてみたり、樽投げしてみたり、超ロングシュートを投げ込んでみたり、様々な挑戦も挟み込んで楽しんだ。
ちなみにバスケットボールは体育館にあるが、どうやらサイズが小さいようなので、我々はマーの自前のボールを使った。
最後はお片しして、モップ掛けして、玄関の鍵をかけて帰宅。
余談
翌日は全身激しい筋肉痛で難儀した。
でも、楽しかったので近々また利用する予定。