どこに昼飯を食べに行くかというのは、四六時中腹ペコな俺と相棒にとっては切実な問題だった。
あるとき、どこで何を食べようか会議をしていた際、Googleマップを弄くっていると気になるお店の写真が出てきた。
牛タン タン次郎という、我々肉食コンビの琴線に触れまくるようなお店だ。まだ行ったことがなかったし、何より掲載されていた肉の写真が旨そうに見えた。
「この牛タンうまそうやな。食いに行く?」と聞けば、相棒がスマホを覗き込み、「旨そう! いこう!」と即答した。
熟成牛タン専門店 タン次郎食堂 北矢三店
仙台流牛タンだけに特化したお店。こういうストロングスタイルの飲食店は、否応なしに期待してしまうよね。相当自信ないと展開出来んもん。
カウンターで先に注文して、支払いを済ませるタイプのお店だった。我々は吟味を重ねて、「牛タンまかない丼ランチ」(平日お昼限定)を注文し、支払い。その後、席について、お料理を待ちわびることになる。
清潔感抜群の店内で、のんびりおしゃべりしながら牛タンを待つこと10分くらい。
牛タンまかない丼ランチ
スープ、漬物、サラダつき。
いやあ見るからに旨そう!
ほな、早速いただきます!
サラダをいただき、漬物をつまみつまみ、
少し整えてからメインの丼を鷲掴んだ。よし、食うど!
これ旨い!
めちゃくちゃ旨いやん!
思わず相棒を見る。相棒と目が合い、ニヤリと笑う。どうやら相棒のお眼鏡にもかなったようだ。
ユッケたれ味で味付けされた柔らかな牛タンがたまらん。めちゃめちゃご飯がすすむ。やばい。ガツガツ食えてしまう笑
瞬く間に軽くなっていく丼に、一抹の寂しさを感じた。
そんな寂しさを打ち消してくれたのが、スープだ。
細かなお肉がぷかぷか気持ちよさげに泳ぐ、温かなスープ。染み入るような旨味にほっとする。
ふと相棒がスープをじっと見つめているのに気がついた。相棒はにやりと笑い、「これ、こうしたら旨いんちゃう?」と、8割がた食べ尽くした丼に、すくったスープをかけて、ひつまぶし的な食べ方をし始めた。「あ、美味しい」。旨かったらしい。
嬉しい発見がありつつ、食べ尽くし、大満足でお店を出る我々。「いやあ、食ったね」と腹太鼓しながら相棒を見ると、何やら名残惜しそうにお店を振り返っている。
相棒「牛タンコロッケ、美味しそうだったね」
我々はUターンし、再び入店。
「牛タンコロッケ4つください」。
とりあえず2つずつお土産にしようと購入。
帰宅後、各々美味しく食した。
今回2度目のいただきます。
うまい!
ほくほくのじゃがいもの中にお肉がゴロゴロしていて、めちゃめちゃうまい。付属のソースは、サラサラタイプでさっぱりしていて、良く合うね。
冷えてもペシャッてしないし、油がデロンとしない。多分油がいいんだろうな。もちろん温かな状態で食べればサクッほわほわほくほく、より美味しくいただけたんだろうけどね。
いやあうまかった!
ごちそうさまでした!
また行きたいなあ、タン次郎。
それではまた、したらなー。