徳島鬼うま すだちクラフトコーラという希釈(水で溶く)用飲料というのがあって、以前に紹介したこともあるように、俺のお気に入りである。
ようするに、そいつを水(炭酸水)などで希釈すると好きな濃度のクラフトコーラが楽しめる商品なのだが、今回はそれと、例のアレを御勝手コラボさせてしまおうと企んでいるわけである。
その例のアレとは、
ニューポットウイスキー ノンピート(阿波乃蒸留所)
こいつである。
未来のメイドイントクシマなウイスキーのニューポット(蒸溜後樽へ貯蔵する前のウイスキー原液)である。これを少し前に開封していただいたんだけど、まあ旨いの。
旨いんだけど、なにぶんアルコール度数が60度もあるもんで、数滴舐めただけで目が回っちゃって笑
で、どうにか美味しく、しっかり楽しみながら呑むにはどうすればいいか考えてみました。
そしたら、ふと専門学生時代に友達とハマっていたコークハイ(ウイスキーをコーラで割って呑む甘いヤツ)を思い出したんだな。で、ちょうど自室の冷蔵庫に先述のクラフトコーラが1本未開封のがあったなと笑
正直、悩んだ。
ほら、「ウイスキーはそんな呑み方するもんじゃねえ」とか「外道だ、炎上しろ」とかいわれやしないだろうかなんて心配になったからさ。
でも、好奇心には勝てないからやってみることにした!
御勝手コラボ開始!
少なめのニューポットをグラスに注ぎ、気持ち多めにクラフトコーラをどぼどぼ入れる。そして、よく混ざるように冷やした炭酸水を注ぎ入れ、マドラーでかきまぜ、完成!!
ちょっとアルコール度数は低くなっちゃったっぽいけど、まあ足りんかったら後で足せばいいの精神で一旦完成。
うん、見た目はクラフトコーラのソレっぽくて良いね。
香りも、すだちとコーラ、そして麦芽が融合したような具合で良い感じ。
肝心のお味は……?
ストレートでいただいたときの繊細な麦芽の風味は消し飛んでしまったんだけど、これはこれであっさり美味しくいただける。ずいぶん呑みやすくなった。
ただ、どういう化学変化が起こったのか、一瞬のうちに炭酸が抜け去ってしゅわしゅわ感が1分と持たないことがわかった。コークハイってそんなもんだっけ?
微炭酸でお馴染みのMATCHをも遥かに下回る炭酸感で、爽快感が半減している気がするが、旨いは旨い。……でも、そう何回も「おかわり!」ってなるほどではないのが正直なところだ。
とはいうものの、希釈用飲料水の塩梅というのを一切考えずに勢いで混ぜてしまったのが原因かもしれない。きちんとバランスを考えて混ぜれば、非常に美味しい組み合わせになるのかもしれない。(が、俺はお酒を呑むときに四の五の考えたくないものでこれ以上の検証はしない)
なので、もし物好きなチャレンジャーがいらっしゃって、奇跡的な黄金比を見つけた場合は教えてやってくだせえ。
というわけで今回もごちそうさまでした!
それではまた、したらなー。