2025.02.11 PM12:50

俺は呑気に……いや、死に物狂いでエアロバイクを漕いでいた。
最近体力づくり、肉体づくりにハマっていて、狂ったように腕立て伏せをする以外にHIIT(「High Intensity Interval Training(高強度インターバルトレーニング)」)を取り入れて、日々精進していた。
祝日であるこの日も、いつものように心臓が破れそうになりながら漕ぎに漕ぎまくっていた。
全力で20秒漕いで、10秒休む。そして、また全力で20秒……というのを繰り返す地獄のトレーニング。息も絶え絶えになり、ほとんど喘ぎながらペダルを漕いでいるのだが、2セット、3セットと数をこなしていくにつれて、酸欠になり、心地よくなっていく。
何かがキマりそうになるので止められないのだが、6セット目を終えたところで、脳内に住んでいる冷静な俺が、キマッタ俺に何かを伝えているのに気が付いた。
「……が始まるよ~」ん? なんだって?「定が始まるよ~」
は? 何? 今、キマッテてよくわからん。何だって?
「だから、あわ検定がはじまるっていってんだろ!!! HIIT中毒者が!」
!?
しまった! 今日はあわ検定の受験日ではないか!
俺は半分キマッタ状態のまま、急いで自室に駆け出した。
よかった。オンライン受験が可能で助かった!!
2025.02.11 PM12:55

何とか受験開始時間(PM1:00)前に自分のPCの前に座れた。
主催である四国大学から送られていた書類を観ながら、ログインも完了。
さて、受験開始を待つばかり。
ちなみに俺は応募したまでは良かったものの、この数週間ずっと野暮用に追われており、一切勉強出来ないまま受験日を迎えていた。せっかくの大学的徳島ガイドも、今年もまた本領発揮できず笑
だが、俺も週刊トクシマを運営し、冒険しまくって7年目。
県内の滝の水の味の違いを問われる問題が出れば、全問正解できる自信があるぜ!
とりあえず酸欠状態のまま、未勉強のまま無事合格を勝ち取ってやるぜ!!!
2025.02.11 PM1:00
受験開始。
うむ。わからん。
4択なので、一部わかるものを除いて運任せでポチポチしていく。
結構わからんのだが、一部わかるものに関しては冒険中に人様から教わったものが大半を占め、この7年間の冒険がちゃんと学びにつながっていて嬉しくなった。
とくに今年は阿波人形浄瑠璃に関する出題が、10問もあったのだが、俺は十郎兵衛屋敷で勉強していたのが功を奏したっぽい。合っているかは定かではないが、ガンガン答えていけた。
そして、「どんなにわからなくても解答欄はすべて埋める」をモットーな俺は、無事20分ほどで答え切り、提出。ふう。よかりしも、よかりしも。
ちなみに、あわ検定の合格ラインは、正答率60%以上だとされている。
自力で説いたのが6割くらいで、運否天賦したのが4割。五分五分ってところだろうか。甘い?
結論
ちゃんと勉強しよう。
受験直前のHIITは控えよう。
受験日はカレンダーに書くなりして忘れないようにしよう。
問題の中に、麁服(あらたえ)なんてのもあったんだけど、これは完全にラッキー。俺からすれば、地元ネタである。まだ記事にしたことはないが、関連イベントの資料を入手して読んでいた。
加えて十郎兵衛屋敷での学びや、農村舞台も地元のおいちゃんとの立ち話で聴いていたのが活きた。映画「バルトの楽園」を観ていたうえにパンフレットも読んでいたのが良かったし、俺のこよなく愛する鳴門近辺ネタが多かったのも助かったな。
とまあ、こんな感じではあるけれど、何だかんだ受けて良かった。
また結果がわかったらブログにて発表しま~す。今回はここまで。したらなー。