さすがに肉ようかんを、そのままのオイリーな状態で食べ続けるには飽きが来る。(阿波弁では「たってくる」といいます)
5ケも一気に食べると、胸焼けがしてしまうのだ。。。
ってなわけで、ちょっと工夫して違う食べ方をしてみることにした。
肉ようかんって所謂煮こごりみたいなものってわけだ。
つまり、もともとは液状のものが冷えてゼラチン質みたいので固まって出来ているってことでしょう。
そうなると、再び温めると液状化するってわけだね。そしたら、少し違った食べ方が出来るんじゃないかと思い、確かめてみた。
キャシー徳嶋のお手軽クッキング開始
今回、用意しますのは、
肉ようかん(肉勢さんのもの)・・・ 6ケ
にんじん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 少々
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
レンコン(ゴボウでも可)・・・・・・・・少々
青ネギ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
熱湯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々
七味唐辛子・・・・・・・・・・・・・・・・・・お好みで
①にんじん・玉ねぎ・レンコンを細かく切って、ラップに包んでチンする(30秒~40秒くらい)
②①をしている間に彩りを添える青ネギを適量刻んでおく。
③肉ようかん6ケ入れた器に、にんじん・玉ねぎ・レンコンを入れてチンする(30秒ほど)※要ラップ
④熱湯を注ぎつつ、味見しながら味を整えていく
⑤最後に切った青ネギを乗せて出来上がり。
はい、案の定旨いスープの出来上がりだ。野菜を入れたことで、かなりマイルドな甘みがプラスされたぜ。牛すじの煮込みスープみたいな感じかな。
本当はゴボウを入れたかったんだけど、なかったので仕方なくレンコンで代役。予想通りシャキシャキの歯ごたえがピッタリ合う。
熱湯を入れたのは、そのままだと味も脂も濃すぎるから、それを薄めるためだね。
青ネギという薬味と七味唐辛子の投入によって、味が引き締まった気がする。
おそらくシイタケなどのキノコも入れると美味しいだろう。
それから、今回はベースとなる肉ようかんの味がメインとして残った状態で作ってみたが、さらなる改良を重ねれば、まったく別の料理を生み出すことも出来そうだ。
素麺を入れてみるとか、ご飯入れて雑炊っぽくしてみるとか、牛乳入れて少し洋風チックにしてみるとか、いろいろ楽しめそう。
肉ようかん。非常に可能性を感じる食材だと思う。
もし、お店などで肉ようかんを発見したときには、ぜひ一度試してみてちょうだい。