肉ようかん
なかなか肉肉しく、また生々しい響きである。
先日、イリカスを買いに肉勢 鮎喰本店に行ったとき、気になって一緒に買ったものだ。
買ったはいいが、これは何なのだ?
何となく買ってお店を出ちゃったので、つい「これは何ですか?」「どうやって食べれば良いですか?」を聞きそびれた。
ググってみたところ、煮こごりらしいことがわかった。(牛から出た脂?)なるほど。そのまま食べちゃうやつっぽいな。
箸で掴んでみても崩れない。
しっかり形が出来てますな。
さて、肝心のお味は?
ひとかじり。おおっ、出汁の効いたゼラチン質のなかに、刻んだ唐辛子が良いアクセントになってるじゃないか。
味は、どっかで食べた「もつ煮」っぽいか? 「牛スジ煮込み」のが近い?
牛スジみたいのや、コンニャク?、その他ホルモンっぽいのが小さく細かく切られて入ってる?
ひと口で多様な食感が楽しめるなあ。
しかも、煮こごりの性質上、食欲のないときでものど越しが良いから食べられるかも。(食欲がないときがないのでわからんが。。。笑)
ただ、一度にたくさんはいらないかな。胸焼けしちゃいそうになるから、ちょっとずつが良い。
俺としては、これにニンジンやゴボウが入ると嬉しいかもしれない。
ところで羊羮って、そもそもは羊肉を使った中国料理がルーツだったって知ってた?
もともとは羊羮とは、羊の羮(あつものって読むよ)から来ており、羊肉の汁物のことらしい。
それが日本に伝来してきたときに、肉食が禁じられてた禅僧が小豆などを使って再現を試みたのがきっかけだとか。
それを踏まえて考えてくと、ルーツの逆再生な羊羮だよね、肉ようかんって。
…………ん? ニュアンス伝わってるよね?
ま、いっか。
肉ようかん記事、まさかの……続く!!