小松海岸。大好きな海岸である……。
さかのぼること6年。俺は買ったばかりの延べ竿と、某YouTuberが釣り企画で使っていた餌をもって、十数年ぶりの釣りをおこなった思い出深い場所である。
あのときは、極寒のなか、3時間か4時間ねばって、釣果ゼロという、辛く厳しい現実を知った。
そして、それから半年後、某港の堤防でスズメダイを6匹釣り、俺の海釣りは止まっていた。(2022年に山のおとっつぁんと渓流釣りはした)
とはいえ、別に釣りがイヤになったわけではなかった。
興味を失ったわけでもなかった。
「ゴロタ釣り、面白そうだな」「いつかアジを釣るのが、俺の夢なんでさぁ」と頭の片隅で思い続けていた。
ただ、時勢が変わったり、俺自身にも色々不幸が重なったりして、なかなか釣りにいく機会に恵まれなかっただけである。
だが、最近弟マーが、職場の釣り好き先輩の影響で、釣りに興味を持ち始め、穴釣りをしてみたいと言い出した。ゴロタも、穴も、釣りド素人の俺にしてみれば、同じようなもの。俺も「穴釣りしたいよー」となったわけだ。
で、先日5年半ぶりに釣りしてきたので、その話を。
朝1時00分 起床
前夜、マーとは、「朝5時くらい出発でいいやね」と話をし、夜9時に眠った。ただ、楽しみすぎて出発4時間前に目覚め、眠れなくなる。仕方ないので、現在執筆中の小説を書きながら過ごした。
朝4時30分 出発
荷物を積み込み出発。途中、コンビニで朝飯や、釣りの餌になるとされるお菓子、塩辛などを買い込み、いざ小松海岸へ。
朝5時30分 小松海岸 到着

季節は3月。時刻は5時台。当然辺りは真っ暗だった。
波が打ち寄せる音だけが聞こえ、結構怖かった。俺は暗闇の海が怖いのだ。だが、他にも少数ながら釣り人がいたのと、マーもいたし、懐中電灯で足元を照らしながら、荷物を抱えて移動した。
とりあえず明るくなった後に撮った、今回の釣り場。
なかなか良い感じでしょ。初めて来たときなんか、俺以外誰もいなくて寂しかったんだから。
で、手頃なポイントを探しながら、荷物を置いた。
マーが用意してくれた、700円くらいの釣竿「レンビビ丸」を手に、いざ釣り開始!
そうそう、リール付きの釣竿使うのは今回が初めて笑
前回、前々回は延べ竿だったからね。
さあ、ガンガン釣ってくぜ!