時々、奇妙な夢を見ることがある。
それは後から考えると予知夢っぽくあったり、ただただ意味不明で不気味なだけのものだったりする。
大抵は目覚めた後、嫌な汗をかいて動悸がひどくなるくらいで内容を覚えていないのだが、たまに詳細を覚えているパターンも存在する。そんなときはこうしてブログに記録しておいたり、メモ帳や日記帳に書いておいたりしておく。もしかするとそれらを組み合わせることで何か面白いことが思い浮かぶかもしれないからだ。
「ああ、いるな」と思い続ける夢
最近見たので不可思議だった夢が、「ああ、いるな」って思い続ける夢だ。
夢の中の俺は現実の俺と同じくベッドに横たわっていて、目をつぶっている。
夢を見ている間中、決して目を開けることはない。
ただ固く目をつぶって、ひたすら何者かの気配を感じている状況にたたされているだけという夢だ。
薄いまぶた1枚隔てて、至近距離に誰かがいる感覚がリアルで、まあ気持ちが悪い夢だった。結局、頑なに目を開けなかったので、その誰かがわからないままなので目が覚めたときのモヤモヤは半端ではなかった。
瞬きするたびに近づいてくる子の夢
これはTwitterで呟いたこともある夢なんだけど、まばたきする瞬間に瞼の裏に全部が黒目の子どもが見えて、まばたきをするたびに連続写真やパラパラ漫画みたいに少しずつ近づいてくるという不気味なものだった。
じゃあ、逆に目を閉じ続けてみたらどうなっていたんだろう。
だるまさんがころんだみたいな感じだったから、動かないのかな。試してみたいけど、自由に見たい夢を見ることの出来る能力なんかないから難しいな―。
無限ループの夢
「起きなさい」と耳元で声がして、「あっ、朝?」と起き上がると誰もいない。
誰が起こしてくれたのか不思議に思いながらも部屋を出る。
すると、部屋から出た瞬間また「起きなさい」と耳元で声がして、「あっ、朝?」と起き上がる。
これの繰り返しの夢を見たことがある。実際に目が覚めてからも、妙な感覚が残っていて、ちょっと部屋から出るのが怖かったのを覚えている。
雪女の夢
これはたしか父方の祖母の家に泊まった日に見た夢だった。
いきなり表情筋が貧相な雪女に追いかけられている夢だったのを覚えている。雪女の手には枝切り鋏。俺は豪雪の中を必死で逃げていると言う状況だった。基本的に「誰かに追いかけられる夢」よりも「高いところから落っこちる夢」の方が多い俺からすると、この夢はとても異質なものである。
この夢は3歳頃に見た夢なのだが、20年以上経過した今でもはっきりと当時の恐怖を覚えている。
まとめ
夢の話って大抵「なんじゃそれ」って感じなんだけど、文字に起こすともっと「なんじゃそれ」って感じだな。
子どもの頃は夢と現実の境目が曖昧だった気がするから、どんなに荒唐無稽な設定の夢を見ても「あれ? 夢? 昨日の出来事だっけ?」みたいな引きずり方してたような記憶がある。