徳島県民による徳島観光 道の駅 鳴門

徳島生まれ徳島育ちの俺がひとりで徳島観光を満喫 鳴門・道の駅第九の里編

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久しぶりにガッツリバッチリ遊んでやろうと思い、朝8時過ぎに愛車で家を飛び出した。

だけど、完全にノープラン。なんにも考えずに飛び出した。

朝食は道の駅・第九の里で

とりあえず朝飯は鳴門の道の駅で食べよう。

鳴門にある道の駅・第九の里はドイツと深い縁のあるところなので、美味しいドイツビールやドイツっぽいソーセージが食べられるのだ。

6年前に初めて訪れてから、俺はその道の駅・第九の里が大好きだった。家から約25キロ。車で大体40分くらいかけてドライブだ。

9時ちょうどに到着。さりげなく店の前を通り過ぎてみるも、まだ開いていない。よく確認してみると、道の駅自体は朝9時からオープンしているものの、飯を食えるコーナーは9時半からだそうな。さっそく出鼻をくじかれたが、仕方がないので周辺を歩いて探索。

すぐそばのドイツ館を写メる。結構大きな建物なんだぜ。

今年は「第九」交響曲 全楽章演奏 アジア初演 100周年なんだって。そういえば数日前にローカルニュースでやってた気がする。

ドイツ館から振り返ると、気になる銅像が見える。ベートーヴェンだ。

どうやら野生の猿が飛び出してくるらしい。女性やお子は襲われないよう気をつけよう。

30分もうろつく場所はないので、道の駅の売店に乗り込んでみる。地元でとれた野菜やら果物やらが並んでたり、美味しそうな加工食品が多数。密かなお目当てのドイツビールも物色。(もちろん運転するのでお持ち帰りだ)

一応徳島生まれ徳島育ちだけど、改めて地元の特産物っぽいものを知らないな。そういえば、大阪の友達を案内したときも俺が一番テンションが上がってたもんな。

とりあえず、お土産をいろいろ購入し、一旦車へ。飯コーナー開店まで、あと5分あるので買ったばかりの「神山すだちサイダー」を飲む。飲む。飲む。

キンッキンに冷えてやがる。犯罪的で、悪魔的旨さだ。

冷えまくってるサイダーに感動しているうちに9時半をむかえた。居ても立ってもいられない俺は、ふたたびさりげなくお店の前を通り過ぎてみた。……が、なぜかクローズドの看板。店内にひとの気配はするが、仕込みに手こずってるのだろうか。待ってても仕方がないので、同じく9時半にオープンされるドイツ館を先に見て回ることにした。

館内は撮影禁止だそうなので、写真は一切なし。だけど、非常に貴重な資料がたくさん展示してあって、面白かった。さらに100周年を記念してチケットが半額250円(隣の賀川豊彦記念館にも入れるチケット)でラッキー。小躍りしながら見て回り、出口付近にあったスタンプを押して大満足。

ホットドッグ+なるちゅるうどん

みたびさりげなくお店の前を通り過ぎてみた。看板がオープンに切り替わっている! またも小躍りしながら店内に入っていく。俺以外にはまだ誰もいない。のんびりとした気分でメニューを眺める。移動中から確定しているのは、「ホットドッグ」はマスト。でも、それだけじゃ物足りない。そこで目についた「なるちゅるうどん」を注文。

なるちゅるうどんってのは、説明するのが面倒なのでザッと。どん兵衛のような平らな麺(うどん)である!

待つこと5分。「お先におうどんが完成いたしました~」

ありがたく、なるちゅるうどんを受け取り、テーブルへ。何気に初めて食べるなるちゅるうどん。

店員さんと俺以外誰もいない店内で、なるちゅるうどんをすする、すする。うんめえな、おい!

ごちそうさまでした!

さて、ホットドッグはテイクアウトにして車に戻ることに。

手にはホカホカ。できたてのホットドッグ。今食ったら絶対旨いよな。。。でも、今食うとパンパンになるよな。。。

いろいろ逡巡したものの、結局「食い物はできたてが一番旨い」という魔の囁き(自分の心の囁き)に負け、結局駐車場で食べた。

ところが……。

やっちまった。。。ぽろりと落としてシャツがケチャップまみれになっちゃった。。。

ずーんと落ち込んだ俺だったが、出かける直前、「今日は暑くなりそうだから、念の為にTシャツ入れとこう」と着替えを用意しておいたのだった。これは普段の俺ならありえない準備で、奇跡的な出来事と言ってよかった。とにかく、俺は1時間ちょい前の自分の気まぐれに救われたのである。

さて、何とか事なきを得た俺は車内で着替えて、颯爽と車を走らせたのであった。

このあと、とんでもない迷宮に巻き込まれることになろうとは、このときの俺に知る由もなかった……。

つづく。

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