タウトクだったと思うけど、そんなタイトルのローカル雑誌がある。
その7月号に興味深いスポットが載っててずっと気になってたんだよな。
それが、浪切不動尊。
背の高い杉の木。辺り一面にびっしりの苔。むせかえるような緑の匂いが半端じゃなさそうな場所。
イメージは完全にジブリ。
シシ神が歩いてそうな神秘的な写真で紹介されてたんだな。
でも、自宅を軸に考えたら、浪切不動尊がある海陽町はめちゃくちゃ遠いんだ。行くには行けても帰りを考えるとゾッとするくらい。
それにせっかく遠出するなら、しっかりいろいろ行きたいし。
気にはなってたけど、しばらく行けない日が続いてた。だけど、この9月2度目の3連休を利用して初の一泊二日で行ってきた。
ただね、ここはめちゃくちゃわかりづらい。狭い路地に入り、小さな橋を渡り、草っ原に車を止めて行かないといけなかった。
ちょっと苦労したけど、
行った甲斐があったよ。
浪切不動尊
鐘の下をくぐってく。
雰囲気がいい!
直前に雨が降ったからか、緑の匂いが濃く感じた。
熱心にお参りしてるご夫婦に挨拶しながら、どんどん奥へと進んでいく。
足場にもびっしりの苔が生えてる上に、雨で濡れてて滑りやすいから、かなり慎重に歩いた。
絶対に走ってはいけない場所だな。歩いてるのに、何度か転倒しかかったもんな。
一番奥に巨大な杉の木2本に囲まれるようにして、祠?みたいなのがあった。
この2本の間を、悪い心を持った者が通ると挟まって抜けられなくなると説明書きを見たので通らなかった。
(俺という男は、足湯があっても足をつけなかったり、厄払いで有名な神社までいって厄を払わなかったりする偏屈なのである)
綺麗なところで、苦労してたどり着いたので嬉しさもひとしおだったよ。
小さな滝のようなものもあって、水が絶えず流れてるのも癒される。
10分くらいいたのかな。辺り一面の緑色で眼精疲労がずいぶん楽になったのは、多分気のせいじゃないね。
現にこのあと更にあちこち行くんだけど、いつもより目が楽だったもんな。
とりあえず次回に続く!
まだまだ県南部には行きたいとこがてんこ盛りなんでね。次は軽く船に乗ったりしちゃう感じだ。お楽しみに。