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徳島眉唾冒険譚2 国内で唯一倭大国魂を冠する倭大国魂神社

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日ユ同祖論ではなく 「徳島県民、大昔から外国人と仲良しだった説」に思いを巡らせながら車を走らせる。

磐境神明神社から半時間ほど西へ。

迷いつつ辿り着いたのはこちら。

倭大国魂神社(やまとおおくにたまじんじゃ)

名前が何か「和」「日本日本」しているね。 磐境神明神社同様に、いつ頃建てられたものかは不明なんだって。

倭大国魂というのは、どうやら日本書紀にも登場する神様の名前みたいだね。

また延喜式神名帳によれば、ここ以外に 倭大国魂を冠した神社はないらしい。
  延喜式神名帳=延長5年(927年)にまとめられた『延喜式』の巻九・十のことで、当時「官社」に指定されていた全国の神社一覧

何だか色々と難しいフレーズが出てきたな。日本史が苦手な俺には目眩がするほどだけど、わかってないことが多いだけに調べてみたい場所ではあるね。

わからないことはさておき、

先に行ってきた 磐境神明神社との共通点をメモっておく。

磐境神明神社との共通点

すぐ近場に別の神社(関連はありそうな場所)があること

磐境神明神社なら白人神社。ここなら八幡神社が階段を降りたところにあるんだな。(とにかく階段をのぼりおりする)

さらに言うなら、めちゃくちゃ近場の神社を見下ろすかたちで建てられてる。単純に立地的な問題で、たまたまかもしれないけどね。

いつ建てられたかなど具体的なことが不明なところ

俺は30歳になる今年まで、ほとんど神社仏閣に用事がなかったからよくわからないんだけど、

こういうところって、◯◯何年みたいに記録したり刻んだり、碑を残したりするもんじゃないの?

残せなかった理由でもあるのかな。

イスラエル駐日大使がやってきたこと

それも不思議なんだ。失礼ながら「何でわざわざ?」と首を傾げざるを得ないくらい、わかりづらい辺鄙なところにあるからね。

真逆なのは、磐境神明神社が異国感、外国感があったのに対して、 倭大国魂神社は日本感が半端じゃない。

でも、神紋を見たイスラエル駐日大使が「燭台のようだ」(7本の蝋燭を立てるメノラーに見えるらしい)と語ったこともあるように、こちらでもユダヤとの関わりを匂わせている。メノラー(燭台)ユダヤ教における象徴的なアイテムらしい。

これは共通点ではないんだけども、あたりに古墳がたくさんあるらしい。(俺はひとつも見つけられなかった)

日本書紀に載る言葉が刻まれた謎多き神社が、異国文化と関わりがありそうだというのも興味深いよね。

改めて「徳島県民、大昔から外国人と仲良しだった説」が、あながち間違ってないんじゃないかと思いながら、次の場所へ向かう俺だった。

続く。

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