美濃田の淵は天然記念物的な景観(景勝)のひとつだ。
奇妙な形をしている巨大な岩がごろごろ川に浸かっている。奇岩、怪岩のオンパレードである。
この景観を眺めるには、
かつて当ブログでも紹介したことのある、吉野川ハイウェイオアシスに行けば良い。同施設の東側にある、あいあい橋を渡り、バンガロー群を越えていけば淵に近付いていける。
途中に簡単な造りの階段がいくつかあって、そこを降りていくと手前にある巨石の上に立って、景色を堪能できる。
ただ階段や岩の上で気を付けなければならないのは、
足元の濡れた落ち葉などに足をとられないようにしないと、滑り落ちる危険があることだ。
俺が美濃田の淵にたどり着いたのが、
大体午前7時ごろだ。この日、気温は0度前後でよく冷えていた。そのせいか、川の表面に白いモヤモヤが立ち込めていた。
手前の巨石に立ち、
しばらく淵を眺めた。
子どもの頃から綺麗な水と、お腹が痛くなりそうなほどヒンヤリ冷たい風が好きな俺からすれば、この岩のうえは最高の癒しスポットである。
ただ風邪っぴきで、
すすってもすすっても鼻が垂れてくるのには閉口した。ついでに閉鼻してくれれば良かったのだが、そうもいかずに鼻をすすりまくって、テントで眠る人々の睡眠を妨害してしまう始末だった。
やがて冷えきった体を温めるべく、
あてもなく辺りを歩き回り探索してみることにした。
すると、いくつかの興味深いスポットに出くわした。
魚鱗供養碑
水神社
和霊神社
オアシス橋
さすが水辺にあるだけのことはある。
水に関するスポットが多く存在してるね。
流れる綺麗な水が何故か大好きな俺にはうってつけな場所だ。
そうだ、四国のみずべ八十八カ所めぐりでもしてみようかな。徳島県内には21ヶ所あるから、そこをまわってみるか。
やっぱりいろんなところに足を運ぶといろんな閃きが舞い降りるね。
県西部にやってきたついでに、せっかくなので秋の祖谷(大歩危小歩危あたり)に行ってみようと思いたち、
鼻をすすりながら車に戻る俺であった。