道の駅いたのにやってきた俺は、探索中に腹ペコになり、ちょっくら食い倒れてみることにした。
そんな俺が最初に向かったのは、テイクアウト専門のおにぎり屋さん「ROUTE88(はちはち)」。
朝7時から開いてるらしく、出勤時に朝飯、お昼用として、帰宅時には夕食用に気軽に買えそうだ。
そして、メニューも非常に豊富。
どれにしようか迷う。ハモの天むすとかさ、阿波牛のしぐれ煮とかさ、金時豚の酢豚とかさ、徳島名産でいかにも旨そう!
しかも、すべてのメニューにトッピング(クリームチーズや味付け卵黄 各+50円)出来るなんて。。。完全に味わい尽くすのは至難の業だな笑
あとお弁当やらコロッケやらもあるみたいだが……。んー迷わせるよなあ。
と散々悩みながらも、注文用紙に記入。
すると、目の前の小窓がスライドして、お店のお姉さんが顔をピョコン。少し驚きながら、用紙を渡す。
お会計をすると、レシートを渡されて、注文したものが出来上がり次第呼んでくれるというので、そのへんでうろうろ。5分くらいすると、「9001番でお待ちのかた~」とお姉さん。
そう、どうやら俺は9001番目のお客だったらしい。どうせなら9000番目か1万番が良かったな笑
それはともかく紙袋を受け取り、一旦車に戻って朝食タイム。
出来たてホカホカのおにぎり。
俺が買ってみたのは……。
塩むすび
美郷の梅
の2種類。めちゃくちゃシンプルな「これぞおにぎり」的な超保守チョイスでしょ。でも、これで実力がわかっちゃうから。
そりゃハモや金時豚や阿波牛のおにぎりは旨いに決まってるさ。食ったことなくても容易にイメージできる。
でも、最高にシンプルな「塩むすび」と「美郷の梅」は素材が限られているおにぎりなので、おにぎり自体の気合いが丸わかりだぜ。
さて御託で文字数を稼いだところで、いただきます!
まずは、
塩むすびから。
本当のことをいえば、剣山のてっぺんで食いたかったな。でも、今回の場合は出来たてホカホカなんで、同じくらい旨いはず!
いただきます!
ほーう、ほうほう。食う前のイメージとしては、強めに塩をふってきているかなと思っていたが、案外塩分控えめで、むしろ米が持つ甘さや旨さを引き立てる側に立っているのが印象的だな。
繊細な塩くんの顔が見えたね笑
米同士もほどよいスクラムを組んでおり、くっつきすぎず、離れすぎずな絶妙な握りかた。長続きする夫婦みたいなおにぎりだ。
旨い!
ただ剣山のてっぺんで食べるのは、もっと荒々しく「俺が主役だ!」と塩が主張する塩むすびのが嬉しいかもしれん。塩分補給の意味だけの話だけど。
さて、次は、
美郷の梅だね。
美しいルビーがめり込んだようなルックスのおにぎり。ひときわ目立つ梅干し。さて、お味は? どうれ、どうれ。
パクッといった瞬間、「おや!」となったのは「種がない!」ことに気づいたからだ。これは嬉しい配慮ですよ。いや、別に種入りでも何の問題もない。ないけど、食べやすいわな。
それからさ、めり込んだ部分にだけ梅干しがあるのかと思ったら、中にもたっぷり入ってた笑
大好きなほどよく酸味があり、ほどよく塩気があり、なおかつ風味を楽しめるタイプの梅干しだ。これは良い。
前に北室白扇さんの素麺(ルビー)でも書いたけど、正直梅干しは単体で喰らうのが好きなんだな。おにぎりの具も、昆布のが好き。でも、美郷の梅と書かれたら、お手上げよ。
作り手の顔と優しさを思い出すからね笑
それに旨いもん。
道の駅いたのの近所の人とかさ、この辺りを通勤で通る人がマジ羨ましいな。
ごちそうさまでした!
さて、まだまだ腹は減っとる。また何か食いにいくとしようか。そうだな、次は「そらいろ」にいってみっかな。
といったところで、今回はここまで!
次回は徳島のソウルフードであり、なまこマンさんや俺もこよなく愛する、アレを使ったメニューや甘~いのを食います。
次回更新に続く!