何が「ある」ってわけじゃない。
ただ、その名称というか、店名というか、名前にインパクトがある看板たち(お店含む)を紹介しておこう。
獄門峠(神山町)
名前のインパクトは半端じゃないし、「獄門峠」というタイトルの徳島県民話があるくらいの峠。なんだけど、いざ行ってみると狭い道に「獄門峠」って書かれた看板があるだけなのよ。。。ネットで名前見つけたときは、「なんて恐ろしい峠なのか」とおののいたものさ。
ちなみに「獄門峠」という民話も、「カッパがいるとされる川がどのように繋がっているのか確かめる話」という、話の内容ではなく、作者の意図が不明なところが怖い話だ。
似ている看板でいえば、雨乞いの滝へ向かう途中で見られる「地獄淵」だな。
ハニートラップ(上板町)
凄まじい店名に「おむつケーキ」の組み合わせに衝撃を受けた。
まず俺は「おむつケーキ」そのものを知らず、「なんちゅう商品を扱う、なんちゅう名前の店なんや!」と写真を撮った。(おむつケーキとは、赤ちゃん用おむつを束ねて装飾し、誕生祝いにプレゼントするものらしい。見た目がデコレーションケーキみたいだからついた名前?)
それにしても「ハニートラップ」って……。不二子ちゃんじゃあるまいし。。。(ちなみにハニートラップをウィキペディアで調べたら、女性スパイが行う色仕掛けによる諜報活動らしい)
ただ一度は来店してみたいところ。
三野名物 みのにもんた まんじゅうの看板(三野町)
プロ野球好プレー珍プレーもみもみおじさんを見事にもじりきった名前のまんじゅう。
三野は徳島県西部にある地名で、そこに強引にあてはめた商品名だが、「みの(三野)にもんた(に帰った)」という方言がかかっている。
もんた(帰った)、もんてくる(帰ってくる)、もんてきぃ(帰ってきなさい)という感じだ。
ダイワ薬局 看板
多分相当古いものなんだろうけどね、下らへんに並ぶ漢字群がなかなかインパクトがあるので載せておこう。
いろいろ「大丈夫なんだろうか?」と心配になるのも混じっているが、それも時代の流れを感じる要因であることは間違いないね。
記憶コリン
コリンというのは、いわゆる記憶を司る神経に作用する物質のようなものらしい。
なんでも認知症にきくんじゃないか、なんて言われてるらしい。
初めてみたときはヤベェアレなんじゃないかと思った。
疲労がポンッとなるやつ系かと……笑
まとめ?
まとめるような記事ではないと思うけど、とりあえず。
このようによく見たら「なんじゃ、これは」「あれ、何か凄いな」という謎のインパクト重視に看板を選んで並べてうだうだ言ってみた。
多分まだまだ他にもいろいろとあるんだろうけど、今現在手元にあるのはこんな感じだ。
感覚的に言えば、田舎の度合いが高まれば高まるほど強烈なインパクトを発する看板があるような気がする。