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【美馬市】オープンしたてのラーメン屋さん藤やま中華そばでお昼ご飯【ラーメン】

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今回食べに行ったのは、今年2019年4月28日にオープンしたばかりの出来たてほやほやのラーメン屋さん。美馬市脇町の藤やま中華そば

藤やま中華そば

直前に山歩きしてクタクタで腹ぺこ具合が半端じゃなかった俺は、裏にある広大な駐車場に車を停めるなり、やや急ぎ足で玄関に回り込もうとした。

2トン車も停められるんだぜ

ところがお店の配慮なんだろうね。何と裏側からもお店に入れる仕様になっていたんだ。

俺みたいな「今すぐラーメンを!」と思って急いでる客のためのサービスだろう。

ただ、裏口から入るのは営業マン時代以来のことでちょっと緊張した笑

おそるおそるドアを開ける。

「頭にタオルを巻いて、黒いTシャツを着て腕組みして、口をへの字にしたおっかない頑固オヤジがいませんように。いませんように。入った途端に怒鳴られませんように」と祈りながらの入店。

誤解なきよう説明しておくけど、いまだかつてそんな偏屈頑固オヤジに遭遇したことは一度たりともない。多分徳島県内には、そんな店はないと思われる。大抵笑顔で迎え入れてくれる。

だけど、初来店の店に入るときは俺は多少ビビりながら入るから、この祈りは癖みたいなもんだ。

今回もその心配は杞憂に終わる。

大きめのノレンに囲われた厨房側から入る感じになって、そのノレンの隙間から、おそらく大将と思われる男性の声で、

「いらっしゃい」

穏やかに迎えてもらえた。

すっかり安心した俺は短い通りを歩いて、コの字型のカウンターの西側に腰掛けた。コの字の真ん中で店員さんがくるくる忙しなく働くスタイルのお店のようだ。

メニューは「中華そば」「中華そば(大)」「めし」の3つのみのようだ。

いろいろなメニューがあって迷うお店も大好きだが、こういう潔さを感じるお店も大好きである。

とりあえず「中華そば(大)」と「めし」を注文した。

ここは先払いシステムで、店員さんに注文した直後にお金を支払う。

しばらく店内を眺めて過ごす。

向かいの先客たちが帰った後で撮りました笑

真新しい店内。内装にこだわったのだろう、オシャレな印象を受ける。

女性1人でも入りやすそうな雰囲気ではあるが、俺が入った時点では100%男性客で賑わっていた。

すると、「おまちどうさまでした」。

先にやってきたのは「めし」だった。

めし

見ると昆布が乗っている。ほら、おにぎりなんかに入れる、あの昆布だ。

俺はこれが大好きでたまらないから、メインのラーメンが来る前からこのお店が好きになった。

でも、ラーメン屋さんに来て、ラーメンが来る前に「めし」を食うのもアレだ。

ただでさえ俺は親父ゆずりの早食い気質。下手をすればラーメンが来る前に「めし」を平らげてしまうおそれがある。(徳島県では徳島ラーメンの性質上、ラーメンはおかず扱いする場合が多い。無論例外もあり)

ほどなくして「中華そば(大)」がやってきた。

中華そば(大)

さてさていただきますだ。

まずはラーメンをすすってみる。

味の感想はあくまでも直感的な意見として受け止めて欲しいんだけど、

実にスパイシーな印象を受けたね。なんだろう。堅揚げポテトのブラックペッパー的なガツンとくる胡椒っぽい辛さがあった気がする。胡椒多めな感じだから、自分ではかけないほうがいいかもしれないね。旨い旨い。

俺はラーメン屋さんをめぐりはじめて1年くらいしか経ってないから、この手のラーメンを食べるのは初めてで結構衝撃を受けた。

チャーシューも大量に乗ってて大盤振る舞いなんだけど、俺はもう少ししっとり感のある、ほのかに甘いのが好きかなと思った。あくまで好みの問題だけどね。

改めて、めし

「めし」も旨かった。これも感覚的な言い方になってしまうけど、炊き方も好みだったし、昆布が乗ってたことも俺個人としては最高の具合だったね。

ただ、いわゆる甘辛い(すき焼きっぽい)味付けの徳島ラーメンのほうが「めし」が合うんじゃないかなあというのが正直な感想。美味しかったのは大前提として、強いて言うならばの話ね。

なんか重箱の隅をつつくような感じに一部なっちゃってるかもしんないけど、ラーメンもめしもお店の雰囲気も良い、素敵なお店だからね。俺の表現が悪いだけなんだから。

ぜひ美馬市脇町に御用の際は一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

スパイシーなラーメンを召し上がることができますよ。

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