最近は「いかに日本酒を美味しく味わうか」をテーマに生きているといって過言ではない。
今回手に入れたのは、お馴染み大好きな松浦酒造の「鳴門鯛 吟生 GINNAMA」という日本酒だ。パッケージを見ていただくとわかるだろうけど、「徳島の地酒」の文言があるのも良い。
鳴門鯛 吟生 GINNAMA
今回初めて飲むので非常に楽しみである。
そんな俺にとっての初物日本酒を全力で楽しむために、手を抜けないのが合わせる肴の存在だ。本来なら出来あいの何か塩気のあるもので十分に楽しめるのだが、今回はちょっと凝りたい気分だった。
いただきものの鮭があったので、そいつを解凍して、自慢のミニミニ焚き火台で焼き上げてみることにした。肉ばかり焼いていたが、魚を焼いたことがないのに気づいたからである。
はい、外はこんがり。中はふっくら良い具合に焼きあがりました笑
というわけで、さっそく一献!
旨い!
先日口にした、巴と比べると、いささかサラリとした口当たり。するすると飲めてしまうな。
炭火で焼きほぐした鮭の身と絶妙に合う。ほんのりとした甘み。巴などの芳醇な味わいの酒も大好きだけど、こういう主役でありながらも、あえて一歩退いて肴にスポットライトを当ててやる酒もたまらないな。
ためしに残り物のおでんも少々摘まんで合わせてみた。
沁み沁みの大根とも、おそろしく合う。。。なんて恐ろしい酒なのだ!
きっとこの吟生よりファーストインパクトが「旨い!」と思える酒はごまんとあるだろう。でも、ファーストインパクトから、セカンドインパクト……と続き、「ごちそうさまでした」の瞬間まで同じテンションで「旨い!」が続いていく酒はそうそうお目にかかれないと思った。
飽きの来ない酒というのか、ずーっと旨い。
本当に好きなタイプのお酒だ。とくに、この数年で和食がたまらなく美味しく感じられるようになった俺にしてみれば、和食にことごとく合いそうな、この吟生はもう手放せないのではないかと思うほどドンピシャの酒。松浦酒造はん、やってくれましたな!笑
俺をとことんまでハマらせる日本酒を生み出していたとは、恐れ入りました!
ごちそうさまでした! いやあほろ酔い気分で良い気分。
それではまた、したらなー。
※ちょっと松浦酒造のお酒を贔屓にしすぎているきがするなあ。他のところのお酒も美味しいのがたくさんあるから、ちょっと視野を広げて飲んだくれてみようかしら。