徳島県民による徳島観光 文化

【徳島県】田舎のおすそわけ文化について【困った時はお互い様】

投稿日:2019年6月6日 更新日:

「これ、うちの畑でいっぱい出来たけん、みんなで食べて」

徳島県全土で今もあるのかは知らないが、そういう「おすそわけ文化」が俺の住む地域では今でも当たり前のように残っている。今回はそれについてちょっとばかし語ってみようと思う。

大量のおすそわけDAY

今日は親戚のおじさんおばさんが「200のつもりで作ってたら倍出来たけん」と言いつつ、新玉ねぎ(さらに大根ジャガイモもオマケにくれた)を大量に持ってきてくれた。今の季節しか食べられない新玉は、生で食っても美味い。しかも、採れたて新鮮。

本当の本当に産地直送の採れたてほやほやの新玉ねぎ。大根。

家に上がってもらい、しばらく一緒にお茶しながら話し込む。山奥に住んでるおじさんおばさんから、「鹿にネギを軒並み食われた話」「猿との知恵比べ対決」「昔の嫁姑問題」などの話を面白おかしく聞かせてもらって過ごした。

昔の嫁姑問題はなかなか深刻で、本当に大変だったらしい。それを踏まえて考えてみれば祖母たちもめちゃくちゃ苦労したんだろうなと容易に想像できた。

そのふたりが帰ってすぐ、また家の前に軽トラが止まった。

いったい誰だろうか。

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