もちろん前回のことも頭になかったわけじゃない。
でも、「あれは言っても真冬だったから、みんな神社の中か神主さんの家かにいて、たまたまいなかっただけだろう」と自分に言い聞かせながら境内に進んでいく。
ところが探せども探せども、肝心要の猫ちゃんがいないんだよね。。。
俺はさまよったさ。半泣きになりながら、猫ちゃんを探し求めてウロウロフラフラ……。ひたすら境内のあちこちを顔で蜘蛛の巣ぶち切りながら歩き回った。
でも、どこにもいやしない。。。
必殺・三十路男による本気の猫の鳴き真似で呼んでみるも無反応。
結局、今回も含めてこれまでに3度訪れて、猫ちゃんたちに遭遇できたのは最初の1度だけってわけだ。これはいったいどういうことなんだろう……。