道の駅 温泉の里神山内にある、「旬菜食堂」で初めての食事をしてきた。
旬菜食堂
時刻は午前10時過ぎ。俺の他に客はなく、のんびり食券機を眺めてメニューを決めることに。とりあえず食堂の名前を冠した「旬菜定食うどん」を食べることに決めた。
おばさんに食券を手渡し、カウンター席に座る。寡黙な大将が黙々と調理を開始する。
「どんな定食なんやろなあ」とワクワクしながら待った。その間、自分で水を入れたり、店内を眺めたりして気ままに過ごした。
10分近く経ったころ、おばさんが持ってきてくれた「旬菜定食うどん」がこちら。
旬菜定食うどん
うどん
まず「うどん」。いわゆる素うどんなんだけど、ほどよいコシがあり旨いやつだ。出汁の具合も良い。
天丼
それから「天丼」。天婦羅は「カボチャ」「なす」「海老」「しそ」「はんぺん?」とバリエーション豊かな顔ぶれ。たっぷり天つゆのかかった飯も相当旨いんだけど、やはり天婦羅が非常に旨い。全部軒並みサックサクのザックザクなのだ。
カボチャ&おくらの煮物
「カボチャ&おくらの煮物」
俺の中の「小鉢系メニューランキング」では、「カボチャの煮物」は結構上位に入ってくるから嬉しい。ほんのり出汁と煮たカボチャの持つ甘みが優しくて良いね。
おくらにしても、素朴ながらも精一杯自己主張しており、とても愛らしい。
???とトマトのサラダ
それから「???とトマトのサラダ」。これは本当に不思議だった。まったく何か知らずに食べたんだけど、しゃきしゃきと言うかしゃくしゃくして噛み心地がたまらない。だけど、いくら考えても何かはわからなかった。
結局Twitterで写真をアップして、教えていただいたところ、「ハスイモ」「ずいき」「リュウキュウ」というものだとわかった。食感のいい野菜なので、食べてて楽しかった(*´∀`*)
米粒ひとつ残さず平らげたら、返却口に持っていき「ごちそうさま」を言っておしまい。いやあ、実に旨かった。
また来たら、次はまた違うの頼んでみたいな。そんな風に思いながら家路につくのだった。
余談
まったくの余談なんだけど、予定では山奥でやってるカフェでカレーを食べる予定だった。
いつものように下調べなく、山道をガンガン進んでく。すると、途中で道を掃除しているおじさんがいたので、車を止めて話しかけてみた。
「この先に○○ってお店ありますかね?」
おじさんは「あー、あるよ。この先の道沿いじゃわ。ほなけど、今やってないんちゃうかなあ」と気の毒そうに笑って言った。
あちゃーやらかしたかな。。。と思いつつ、「そうなんですか!? でも、とりあえず行ってみます。ありがとうございました」と言って、さらに前進前進。
店はすぐに見つかった。時刻は午前10時前。開店直前ではあるが、誰もいる気配はない。つまり誰も仕込みをしてないってことだ。
ここに来て、ようやくスマホで調べてみたら、店主さんが体調崩したようで「しばらく休みます」状態らしいことがわかった。
仕方ない。引き返そう。(店主様、お大事に……)
来た道を戻る途中、再び先ほどのおじさんに改めてご挨拶がてらご報告。
「やっぱり開いてませんでした」
「そうやろ。店主の家はあの辺なんじゃけど、最近は見んもん」
代わりに岳人の森を教えてくれた。本当に親切にしてもらって、嬉しかった。おかげでしょぼくれずに済んだのは大きい。
そんなことがあっての、道の駅での昼飯だった。ただそれだけの話なんだけど、それにたどり着くまでに出会った親切なおじさんのことを書き記しておきたくての余談。以上!
おじさん、ありがとう(*´∀`*)
また岳人の森に行くど♪