四国アイランドリーグplusとは
「四国アイランドリーグplus」というのがある。いわゆるプロ野球独立リーグというやつで、さらに上(日本プロ野球など)を目指す選手たちが所属するリーグである。
加盟球団は、愛媛マンダリンパイレーツ、高知ファイティングドッグス、香川オリーブガイナーズ、そして、徳島インディゴソックスの4球団(2019年9月現在)となっている。(準加盟球団は除く)
あまり知られてないかもしれないけど、この四国アイランドリーグplusからも結構日本プロ野球界にドラフトかかって入団して活躍してるからね。
たとえば、それこそつい先日、巨人の優勝を決めたヒットを打った増田大輝選手もそうだし、2度も首位打者を獲得した角中勝也選手も6シーズンで300登板の又吉克樹選手(中日)もそうだし、亀澤恭平選手もそう。凄いでしょ?
2005年の4月にリーグ最初のシーズンが開幕したんだけど、その年に一度だけインディゴソックスの試合を観てるんだ。インディゴソックスにとって一番最初のホームゲームを観た記憶がある。
まだ俺が高校2年生。
覚えているのが山田大二郎選手。たしかインディゴソックスの応援スタンドに山田選手のおじさん?らしき人がいて、山田選手が登場すると大きな声で応援したり野次飛ばしたりして、盛り上げてたんだ。
たしか、おじさんが大声で応援した直後にトンネルエラーしてたような。
当時はとにかく「とうとう徳島県にプロ野球チームが出来たんだ」と盛り上がってたなあ。
それ以来のアイランドリーグ試合生観戦だから、実に14年ぶりか……。
前置きが異様に長くなったけど、この記事は超絶久方ぶりのインディゴソックスの試合観戦レポートである。
徳島インディゴソックスVS愛媛マンダリンパイレーツ
9月21日(土)は天気予報では台風の影響で悪天候だとされていたが、持ち前の「圧倒的晴れ男」という特殊能力を駆使し、さらにテルテル坊主にお願いするという方法を用いて強引に晴らせた。
試合開始は午後6時(開場は午後4時半)だったが、持ち前の「無闇にせっかち」が災いして、何故か8時間前に球場にやってきてしまったから、さあ大変。
球場周りを歩きまくりドラクエウォークを楽しんだり、探索したり、近場のラーメン屋さんに昼飯を食べに行ったりしながら時間を大きくのんびり使って過ごした。
主に駐車場で待機して仮眠とったりしてたんだけど、ちょくちょく車が出入りするのが気になって目が覚めるのね。で、何気なく見てたら、車からガタイの良い人が出てきてトランクからバット取り出して担いでるわけ。
そんなのさ、ここが球場前の駐車場じゃなかったらグランドセフトオートかスラムの追い剥ぎの感じが出ちゃうよね。
で、調べてみたら「あっ、橋本コーチだな。カッコいい車乗ってんな」とわかった。そんな風に俺ら一般客と同じ駐車場に選手やコーチも車をとめるのだ。(おっと球団関係者に迷惑をかけるわけにはいかんので、写真は撮ってないぜ。ご了承してくんなさい)
また試合2、3時間前くらいから選手が集まり始め、球場周辺に普通にいる。握手やサイン、写真を求める人も多いだろうね。俺は照れくさいから遠巻きに眺めるばかりだ。(代わりにグラウンド内でパシャパシャ撮ります)
そんなこんなで午後4時前。そろそろ入場ゲートに列が出来る頃だと思い、よたよた歩いていく。
すると、こんな紙に記入してくれと言われて素直に従う。
これを書けば本日無料で観戦ができるのさ。(この日は県民デーといって徳島県民はタダで入場できる日だったのだ)
「並ぶ前に球場に入って、練習風景観ても構わんよ」とのことだったので、とりあえず「どのあたりに座るか下見しておくか」と一旦中に入る。
すると、途中に売店を発見。もうすでに買い物が出来る状態らしいのだが、まだ人もほとんどいないので、じっくり観察。店頭にはこんなのがあった。
選手直筆!!!サインボールキーホルダー(200円)
これはやらいでか!! というわけで1つ買ってみることに。ガチャガチャ、コロン。。。でも、開けるのは後のお楽しみ。
とりあえず選手名鑑を買って、応援席を軽く眺め、「よし、あのへんに座ることにしよう」と目処をたてて外に出た。
記入した紙を持って並ぶこと半時間。気付けば背後に長蛇の列。老若男女とわず大勢の人たちが並んでいた。
恐るべし県民デー!(無料パワー(*´∀`*))
午後4時半。開場。
インディゴソックスのロゴの入ったビニールに入ったプレゼント(先着◯◯名限定っぽいのの詰め合わせ)を頂戴しつつ、何故か入り口に立って土の入った袋を手渡してくれる女の子たちに驚きつつ進んでいく。
写真を撮ったり動いたりするのに便利そうな、内野バックネット付近のはじっこに陣取る。うむうむ、なかなか良く見渡せる。
今回の観戦にはいくつか目的があった。そのうちの1つは「スポーツの写真撮影の練習」。どうせ撮るなら一番好きな競技だってことでやって来たのだ。
なので、席につくなり、愛機「ペン太」を取り出して準備を整えた。試合開始までに、練習風景を被写体に慣れておく狙いだ。
5000円で売ってもらった望遠レンズを装着し、パシャパシャパシャ。
これね、ネット越しだし、何なら席に座ったまま撮ってるんだぜ。結構いい感じに撮れてない? えっ、何から何まで設定が甘い? 全然ダメ? 勘弁しておくれよ。
俺は最近までISOの設定やら何やらをわからないまま、適当に一か八かで撮ってたド素人なんだから。練習中、練習中(*´∀`*)
↑手前は駒井コーチ。奥は……もしかしたら、ODAこと小田幸平コーチかな?(巨人時代はツーベース打ったのを観せていただきました)買ったばかりの名鑑によれば、どうやらマンダリンパイレーツのコーチをされている様子。
やっぱり躍動感があるのを撮るのは楽しいね。
高校野球好きおじさんとしては、「あっ、甲子園で戦ってるの観たど」となれば、どうしてもテンションが上がってしまうね。
インディゴソックスにも甲子園出場経験ある選手がいて、岸潤一郎選手(明徳義塾)や川端晃希選手(大阪桐蔭)、瀬口拓也選手(神村学園)など「し、知っとる人たち!!」と大興奮である。
↑安丸投手。実は俺、安丸選手がまだ歩き始めてすぐくらいのときを知ってるんだ。近所に住んでて、双子ちゃんで、お兄ちゃんもいて、親御さんも知ってる。家にも何度か行ったことがあるんだ。当然本人は覚えてないだろうけど笑
そうこうしているうちに、何やら試合開始前のイベントみたいなのが始まった。
松茂キッズという小学生くらいの女の子たちが可愛らしいチアリーディングで盛り上げてくれたのを、「一生懸命踊っているなあ」と眺めながらも、チラチラ気になるのは野球選手たちの動向。。。(ごめんよ、おじさんは野球部上がりでもないのに野球が大好きで仕方ないんだ。。。)
他にも新野高校の生徒さん達がグラウンド上に登場し、「新高・もったいない2号」という堆肥について観客席に向かって説明するというイベントが発動。ここにきて、ようやく入り口で貰った土の正体を知る。
(なるほどな。このブログで取り上げるべき徳島産のネタになりそうだ。。。)
イベントの司会およびスタジアムMCを務める中山女子短期大学さん。R-1の決勝に進んだことのある芸人さんである。
日本一のビールの売り子になることを夢見る小林ひろみさん。徳島県出身の恵比寿マスカッツの人である。実は入場ゲートで見かけた。
阪神ファンらしいアナウンサーの堀部貴子さん。数年間の生放送を担当していたこともあり、ハプニング対応に定評がある。
そして、スポンサー様と両チームによる記念撮影を見せられるイベント笑
でも、このスポンサー様のおかげで試合が観られるわけだから、本当にありがたいよね。ありがとう、スポンサー様。ありがたやありがたや。
フレンドリーなヘイドーン選手。何気にお気に入りな一枚だ。
さて、異様に長くなったので、試合はじまってないけど次回更新に続く。。。