とりあえず左の蕎麦から制圧してやろうってんで、左から。
あまりの空腹ぶりに粋人ごっこも忘れて、蕎麦を3,4すすりで器を空けるあっし。良いねえ、西の蕎麦つゆの濃さが旅の疲れを癒やしてくれらぁ。
同じ調子で右の蕎麦も10秒足らずですすりきった。
さてさて、お次はミニ天丼の番でぃ。神妙に腹におさまれぇい!
ザクザクっとした種類の天婦羅に、甘辛いタレがかかった天丼ではなく、しっとりトロトロとした種類の天婦羅の乗った天丼でござい。
これはこれで良いもんでぃ。ホッカホカあっつあつの白飯とよく絡んでべらぼうに旨ぇ。こちとらせっかちを極めし男。口の中がどんどん火傷するのも構わず、次々に口に詰め込んでいく。
あっしは旨いもんにゃ目がなくてねぇ。箸持つ右手にまで理性が届かねえのよ。
結局、あっという間に食べきったあっしは、店員さんに愛想振りまきつつお勘定を済ませて店を出た次第でございやす。
ガラガラガラ、ピシャッ。
扉を締めた瞬間、ふと我に返る俺。すっかり粋人ごっこにのめり込んでいたのも忘れて、バリバリの阿波弁丸出し田舎者へと戻りつつ、自宅に向かうのだった。
※少し調子に乗りすぎて、いつもの数倍わけのわからない記事になってしまった。まあ、たまにはハメを外してもいいだろう。ってわけでご容赦、ご容赦。