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【ハレとケホステル】山奥の廃校ホステルに泊まったら俺以外に誰も泊まってなかった話 其の3【祖谷】

投稿日:2019年11月17日 更新日:

午後7時 辺りから人の気配がなくなる

そうこうしているうちに、辺りがすっかり静かになった。

時間を見れば午後7時になろうとしており、「なるほど。6時までのカフェが閉店して客が完全にいなくなったんだな」と納得した。

そして、同時に「やっぱり他に宿泊客はこなさそうだな」と覚悟も決まった笑

何しろカフェが閉店し、しばらくするとスタッフさんも多分家に帰っちゃって誰もいなくなるんだ。そうなればチェックインすることができなくなるんだから。

とりあえず部屋から出てみることにした。

何を隠そう、ここを宿に決めた瞬間から「夜は絶対に学校内を探検するんだい」と思っていたのだ。

日が落ち、人の気配がなくなるのをこっそり待ちわびていたのである。

しかし、アレだね。ほんの1時間半足らずの時間経過で、こんなにも真っ暗になるもんかね。。。

とりあえず1Fまで降りていくと、もう電気が消えていて誰もいない様子だった。急に寂しくなったが、よく考えてみれば1泊3900円で廃校ホステルを貸切に出来、独り占め出来るとなると、

なんだ、俺、超得してるじゃないか(*´∀`*)

とゴキゲンになった。

「学校探検はもう少し夜になってからのほうが楽しそうだな」と思い、一旦部屋に戻って、ひとり宴を始めることにした。

何しろ、この日は俺の31度目の誕生日なのだ。学び舎で酒盛り。なんだかイケないことをしているような感じも無きにしもあらずだが、誕生日だから許してくれ。

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