自分でも「まさか」と思うくらい、廃校記事が増えてシリーズみたいになっている。
多分今記事が最後になると思うので、最後までお付き合いいただければな、と笑
長年の夢だった夜の学校内探検を完了させて、感無量な俺。言ってみれば、今回の宿泊のメインが終わったわけだ。
そうなると、基本的にやることがないってことになる。常備されてるトランプやミニテーブルテニスセットも、ひとりで泊まってる俺には無用の長物だ。
スマホでTwitterを開く。すると、沢山のフォロワーさんたちが構ってくれる。誰もいない山奥の廃校にひとりいるわけだ。これがたまらなく嬉しい。
誕生日を祝ってくれたり、廃校に泊まってることを面白がってくれたり、「お化けに気をつけろ」なんて遊んでくれたりした。
本当に嬉しかった。
それまでにも、合間合間にスマホで開いては、やり取りをしていた。そのおかげで変な孤独感に襲われることはなかったと言って間違いない。
沢山構ってもらって、すっかり心強く感じた俺は安心したのか眠くなった。
時刻は夜の11時過ぎくらいだったろうか。真っ暗にするのは少し怖かったが、明るすぎれば寝つけない。
仕方なく電気をパチッと消した。辺りに広がる真っ暗闇。手探りでベッドに戻り、横になる。
気持ちよく、うとうと~うとうと~。
次第にまぶたが重くなってくる。
もう少しで深い眠りにストンと落ちるというタイミング。その時だ。