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【初ガンダム】機動戦士ガンダム2日間で全43話観尽くした話【ガンダム素人が驚いたことベスト21】

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今回の記事はいつにも増して、読み手様置いてけぼりの可能性が高い記事です。予めご了承くださいm(_ _)m

31歳男の「初めてのガンダム」

俺は車やロボット、特撮にほぼほぼ興味を持たない男である。

とくにガンダムに関しては、「あー、ロボットのやつ?」と言ってガンダム好きの友達に「モビルスーツだぁあぁあぁぁ」と激怒され、「ひぃーこわいー」とトラウマとなっていた。

結局、31歳の現在まで、俺がガンダムについて知っていることと言えば、「4,5個くらい作ったBB戦士」「気まぐれで読んだシャアの日常」「若井おさむさんのネタ」くらいのものだった。(シャアの日常はガンダム知識皆無の俺も楽しめた作品だ)

つまり、純粋な意味でガンダムのことを知らないのである。

ロボットに興味を持たない31歳のガンダムアレルギー持ちの俺が、何故ガンダムを観ることになったのか。

それはシンプルに「Amazonプライムビデオを漁っていたところ、偶然ガンダムを見つけたから」に過ぎない。完全なる気まぐれだった。

2日間で全43話観るのは無理がある

※同じ写真を使い回すしかないほどガンダム音痴※

正直、機動戦士ガンダムはめちゃくちゃ面白かった。

もしかすると大人になってから観たことで、すんなり受け入れられたのもあるかもしれない。とにかく「なるほど。そりゃ男の子たち夢中になるわな」と納得せざるを得ない作品だと思った。

だけど、いくら面白いからと言って全43話を2日間で観尽くすのは無理があったと言えるだろう。

Amazonプライムビデオをスマホでアプリ開いて観続けたのだが、まあ目がやられてしまった笑 面白いから集中して観てしまう→目が乾く→でも続きが気になって観てしまう→目が乾くの無限ループに陥った。

当たり前だが、ガンダムに限らず何のアニメや映像にしろ、ほどほどのペースでのんびり観るのが良いということがわかった。

スマホの小さい画面で43話×25分=1075分(約17時間)観続けたため、ストーリー終盤(ララァ登場以降)のキラキラ演出に強烈な眼精疲労を喰らうはめになった。。。みんなは気をつけようね。

しかし、俺にはいっぺんの悔い無しだ。面白かったから。

さて、非常に有益なことがわかったところで、

「30歳を越えて初めてガンダム作品に触れた男が、ガンダム初体験を通して驚いたこと」をざっくり紹介しつつ、ガンダム観賞を振り返っていこうと思う。

30歳越えて初ガンダムな俺が驚いたこと21個 その1

①噂によく聞くシャアがいきなり登場すること。

度を越したガンダム音痴な俺でさえ、シャア・アズナブルのことは知っていた。でも、まさか1話目から出てくるとは思わず、「もう、おるん?」と驚いた。

②2話目でシャアとセイラが自身と互いの関係性を(視聴者に)明かすこと。

2話目の段階でシャアとセイラが出会って、視聴者に「えっ、そうなん!?」と思わせる関係性を明かす。

③早々にシャアの名言が飛び出すこと。

「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを……。」

④ アムロが取扱説明書みたいなのを読みながらガンダムを操作していたこと。

アムロ・レイが初めてガンダムに乗ったとき、直前に偶然入手したマニュアルみたいなのを広げて、確認しながら操縦していたのには驚いた。

⑤意外とガンダムが肉弾戦をこなすこと。

俺はロボットにまるで興味を持たずに31年過ごしてきたから、ロボットってビームやミサイル的な攻撃ばっかりなのかと思っていた。

ところが、ガンダムはザクの口元のノズルみたいなのを腕力で引きちぎったり、ぶん投げたりする。格闘技好きの俺としては、嬉しい衝撃だった。

30歳越えて初ガンダムな俺が驚いたこと21個 その2

⑥ジオン軍の兵たちも中身はちゃんと人間であること。

漠然としたイメージでは、ガンダムの世界観はもっと無機質なものだった。ジオン軍は「得体のしれない宇宙の生命体」か何かだと思いこんでいただけに、実は中身は人というのに衝撃を受けた。

⑦ 大体5話くらいからアムロが鬱気味なこと

米軍で活躍した人たちが、戦争を終えた後に日常生活に戻り、PTSDに悩まされることがあると聞いたことがある。

それと同じような症状が、アムロに出ているわけだ。アニメが始まった1979年ごろを思えば、ベトナム戦争などがあって、そうした状況を知っている人がストーリーに盛り込んだとしても不思議ではなさそうだ。

そうなると、かなり社会派っぽいものを作品に仕込んでるってことか。。。

⑧アムロの幼なじみの消えたり出たりするソバカス。

これは単なる描き忘れなんだろうけど、フラウ・ボウのソバカスがちょいちょい消えたり出たりする。

⑨アムロが自覚なき天才っぽいキャラであること。

声優さんのイメージから「泥臭くど根性を要する修行で身につけた魔球でライバルを蹴散らしていく」タイプかと思い込んでいた。

⑩「私だってガルマに叱られたくないからな」随所に出てくるシャアのセリフが可愛いこと。

これも勝手なイメージだったわけだけど、もっとクールだと思っていたから思わぬギャップだった笑

⑪抜けシャアシャアと、というダジャレが何度も頭をよぎるシーンがあること。

シャアがガルマに対して抜けしゃあしゃあと、にこやかに話をしているシーンを観ていて、頭をよぎるダジャレ。

⑫古い作品のわりに意外と男女平等参画社会っぽいこと。

俺の中で「ガンダムは昔の作品だし、ロボットアニメだから、きっと武骨な男社会を描いているに違いない」というのがあった。ところがどっこい。女性もバリバリ働いている。そういうところも、当時からすると斬新なもので目立ったのかもしれないな。

30歳越えて初ガンダムな俺が驚いたこと21個 その3

⑬ホワイトベースの避難民が自由気ままわがままで仕方ないこと。

⑭アイキャッチの「ひゅーん」

よく耳を済ませてみると、「ふしゅーん」のようにも聞こえる。何故女性の声で「ひゅーん」「ふしゅーん」というのを使っているのか。非常に気になる。。。

⑮「わたし、89歳になります」

⑯ コアファイターを飛ばすときのガンダムの体勢がグラビアアイドル風なこと。

いわゆる女豹のポーズっぽい感じ。

⑰主人公アムロが想像以上に色んな人にひっぱたかれること。

一番有名だと思われる、ブライトさんにビンタされるシーンを皮切りに、全43話でいろいろな人たちからビンタされる。ストーリー的に重要でないため、いちいちカウントはとってないけど、4,5発は喰らってるんじゃないかな?

⑱アムロ、ガンダムに乗って家出。

わけあって、アムロがホワイトベースを飛び出して家出っぽくなるシーンがある。その際、アムロはガンダムに乗って家出してしまう。おそらく世界一目立つ家出少年なわけだが、ストーリーに没頭している俺には特に気にならなかった。

⑲「アムロ、いきまーす」は意外にも21話目まで言わない。

俺が見落としていなければ、アムロが「アムロ、いきまーす」と言ったのは後にも先にも21話目の1回だけだと思われる。これは多分セリフとその背景の印象の問題で、有名になったのではなかろうかと。

⑳連邦軍もジオン軍も、どちらの兵士たちも基本的に子どもたちに優しい。

まれに兵士と子どもたちが絡むシーンがあるんだけど、大抵ほっこりするような関わり方に仕上がっている。例えるならば、「タイ・カッブが来日した際に子どもたちと笑顔で接している写真を見た時のような」安堵感がある。

㉑アムロVSシャアは意外とフェンシング対決っぽいこと。

総合的な感想

最初に言ったとおり、ガンダムは面白かった。それこそ43話を一気に観てしまうくらいに面白かった。

でも、10歳前後の頃に観ていて面白かったと思えるかというと疑問である。おそらく「ガンダム、難しい」と1,2話で挫折していたのではないだろうか。

30歳を越え、ある程度ストーリーについていける土台があったからこそ楽しめたというのも否めない。

パロディネタは初心者の味方かもしれない

また、「ガンダムを観る」こと事態は確かに初体験だったが、断片的な予備知識があったのも一気観出来た要因だった気もする。

つまり、「あっ、コイツが噂のアムロ・レイか」とか「あっ、『ザクとは違うのだよ、ザクとは』ってセリフ知っとー」「なるほど。これがドムか。聞いたことがある」とか、無意識のうちに仕入れていた予備知識が役に立った気がするのだ。

ガンダムは多くの人たちに大人気の作品だ。それゆえに巷の作品やネット上にはびこるガンダムのパロディネタは膨大な数存在する。無意識のうちに目に、耳にしていたパロディネタが、十数年の時を経て「なるほど! アレはガンダムが元ネタやったんか!」という再発見。

名前も知らなかった旧友と再会し、改めて「お前、めっちゃおもろいヤツやったんや! もっと早く知りたかったわ」というような感じがする。

人間模様>モビルスーツ

さて、これを言うと、またガンダム好きの友人に怒鳴られてしまうだろうけど、書いておかないとムズムズが止まらないことがある。

ガンダムの登場人物やストーリーはめちゃくちゃ面白く、大好きなんだけども、やっぱり俺はメカ的な要素にはあまり惹かれないことがわかった。。。(たしかにガンダムにしろ、ザクにしろ、グフやドムにしろモビルスーツが格好いいのはわかるけどね)

でも、俺は人間模様が深く関わるストーリーにこそ魅力を感じてしまうのだ。

ガンダムの見方として間違ってるのかもしれないけど、そこは俺も譲れない。何故ならキャラクターも凄まじく魅力的だから仕方ないのだ。

これが俺のガンダムの楽しみ方である!! 以上。

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