総合的な感想
最初に言ったとおり、ガンダムは面白かった。それこそ43話を一気に観てしまうくらいに面白かった。
でも、10歳前後の頃に観ていて面白かったと思えるかというと疑問である。おそらく「ガンダム、難しい」と1,2話で挫折していたのではないだろうか。
30歳を越え、ある程度ストーリーについていける土台があったからこそ楽しめたというのも否めない。
パロディネタは初心者の味方かもしれない
また、「ガンダムを観る」こと事態は確かに初体験だったが、断片的な予備知識があったのも一気観出来た要因だった気もする。
つまり、「あっ、コイツが噂のアムロ・レイか」とか「あっ、『ザクとは違うのだよ、ザクとは』ってセリフ知っとー」「なるほど。これがドムか。聞いたことがある」とか、無意識のうちに仕入れていた予備知識が役に立った気がするのだ。
ガンダムは多くの人たちに大人気の作品だ。それゆえに巷の作品やネット上にはびこるガンダムのパロディネタは膨大な数存在する。無意識のうちに目に、耳にしていたパロディネタが、十数年の時を経て「なるほど! アレはガンダムが元ネタやったんか!」という再発見。
名前も知らなかった旧友と再会し、改めて「お前、めっちゃおもろいヤツやったんや! もっと早く知りたかったわ」というような感じがする。
人間模様>モビルスーツ
さて、これを言うと、またガンダム好きの友人に怒鳴られてしまうだろうけど、書いておかないとムズムズが止まらないことがある。
ガンダムの登場人物やストーリーはめちゃくちゃ面白く、大好きなんだけども、やっぱり俺はメカ的な要素にはあまり惹かれないことがわかった。。。(たしかにガンダムにしろ、ザクにしろ、グフやドムにしろモビルスーツが格好いいのはわかるけどね)
でも、俺は人間模様が深く関わるストーリーにこそ魅力を感じてしまうのだ。
ガンダムの見方として間違ってるのかもしれないけど、そこは俺も譲れない。何故ならキャラクターも凄まじく魅力的だから仕方ないのだ。
これが俺のガンダムの楽しみ方である!! 以上。