「猫たちウェルカムのポーズ」×「割と本気の猫の鳴き真似」=……。
ふははははっ。見たか、俺を奇人を見るような目で見下す人間どもよ!
これぞ、俺の必殺技「猫たち全自動デレさせの術」だ!!!
俺にオモチャもオヤツも必要ないのだよ。羞恥心を捨て去り、猫とたわむれたい一心さえあれば、猫たちは必ずそれに応えてくれるのだ!!!
あとは猫たちと楽しく戯れて、一緒に遊ぶこと30分。
背後に止まっていた軽自動車(さっきの写真に写っていた銀色のやつね)が、突然エンジンをふかして動き始めた。
し、し、しまった!!! まさか人が乗っていたとは……。ふざけるな、おい!
何ということだ。。。30分間羞恥心を捨て、猫のみにロックオンした姿をバックミラーで見ていたのではあるまいな。。。おのれ、人間。。。
(きっと猫が多くて車を出せなかったところに、さらに猫に満面の笑みで話しかける小さいおっさんがやってきてしまう異様な恐怖の光景に、半時間も車の中で耐えていたのだろう。心から申し訳なく思う次第。。。すまん)
とりあえず猫たちが車にひかれてしまわないように、両手をぶんぶん振りながら猫たち全員を誘導し、駐車場の端っこに移動させた。
かくして、猫たちの集会に飛び込み、ハーレムを満喫したのち、急転直下の地獄に真っ逆さまに転落したこの日の冒険は幕を閉じたのである。
まとめ
お松大権現のときといい、妙見さんのときといい、対猫時の俺は無防備が過ぎるな。。。大抵見知らぬ人に、対猫状態に全振りした自分を目撃されてしまう。。。このままでは通報されてしまいかねないので、気を付けたいと思う。
みんなもの猫たちと戯れるときには、ぜひ周囲に気を配ってみましょう。
以上、猫おじさんからの忠告込み込みの記事でした。