あはは、あはは。上の方が遠近法の都合かなんかでスゲェ小さい。。。ただ救いだったのは、懸念していた蜘蛛の巣がまったくなかったことだ。おかげで、秘儀「すんまへん、前通ります」こと手刀を振り回す必要も、拾った枝をぶん回す必要もなかった。
おかげでカメラを構えるのが楽だった。
登り始めてすぐ、チラッと横目に何かが見えた。
祀られている。。。挨拶をしてから、「よっしゃ登るぞ!!」。気合十分のスタートとなった。
ところが、まあ階段が長いのなんのって笑
「登りで体が後ろに引っ張られるような気がして怖い」タイプの階段イップスだから、体を少し前に倒して、下を向くようにして進んでいくんだけどさ、いつまで経っても階段が続くんだ。。。
一瞬、「なるほど。コン太かポン太かが俺を化かしとるな」と思い、顔を上げた。途端に階段が終わった。どうやら俺が下を向いて進んでいる間、階段が無限に続くような妖術をかけていたらしい笑
もっとも階段を登り終えたというわけではない。ひと区切りがつき、滝の真正面に立てるポイントに迎えるところまできただけというのが本当のところである。(実は階段を登り始めてすぐに滝はずっとぼんやりと見えていて、だけど、それをあえて見ないように進んでいたのだ)