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【ネコ猫】某海岸で秘奥義「ネコ寄せの術」が炸裂したことを思い出した【うっかり】

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俺の特殊能力といえば「圧倒的晴れ男」「山に溺愛されし者」。そして、「ネコ寄せの術◎」である。

その「ネコ寄せの術◎」が炸裂した冒険のことを書き忘れていたのが発覚したので、今回はそのことについて書いておくことにする。

ちなみに……。

ネコ寄せの術とは

友達の家の猫だろうと、初対面の野良猫だろうと、ありとあらゆる猫たちが何故か俺に対する好感度が最初からはちきれんばかりの状態で甘えてくる不可思議な術である。また、俺の意識とは一切関係なく常に発動されている能力のこと。別名「歩くチュール野郎」「猫たち全自動デレさせの術」とも言う。

うなれ、俺の秘奥義「ネコ寄せの術」 第1章より一部抜粋

ちなみのちなみに言うと、俺は「絶望的なネコアレルギー」でもある。。。

コロナの「コ」の字も聞かなかった、昨年末だった。

何気なく立ち寄った、徳島県内某海岸探索時のことだ――。

実を言えば、駐車場に車を停めて、降りた段階から俺の「ネコネコセンサー(鼻)」がその気配を敏感に感じ取っていた。

ああ、いるな……。

と。

辺りを軽く見渡すと、植込みに隠れてコチラをジッと観察している子とバチィッと目が合った。あまりの可愛さに思わず笑ってしまったのを覚えている。

「お前、めっちゃ好き!」

こういうとき、俺はジッと彼ら彼女らを見つめ返しつつ、ゆっくりとしゃがみ込む。ときにアクビをしながら。ときに話しかけながら。

すると、大抵寄ってくる。おそらく俺のことをチュールかマタタビか焼き魚だと思っているのだろう。のそのそと、目をハートにしながら、ゆっくりと――。

こうなったら「ネコ寄せの術」はすでに炸裂しているので、永久に俺のターンである。(突然変に素早い奇抜な行動さえとらなければ、ネコ寄せの術は簡単には解けないのだ)

ゆっくり立ち上がる。

俺の匂いを嗅ぎながら、

「俺の背中はまかせた」

ストン。寄り添うように座ったネコさん。

写真を撮ろうとジリジリと身体の向きを変えようとすると、

「何をいごいごしとんのや? 寒いやん」

と言いながら俺を見上げてきた。「ごめん、ごめん」なんて言いながら、いちゃついていると――。

「俺様を差し置いて、歩くチュール野郎を独占するとはいい度胸だな!!」

黒い子が凄まじい嫉妬心丸出しの表情でこちらを見ていた。迷わず「お前もこっち来い」と声をかけると、

「む? そうか? それなら遠慮なく……」

はい、一瞬でコレ。ネコ寄せの術決まってるわ~笑

で、そんな感じで遊んでいると、次々新顔が登場してくるのである。

くどいようだが、俺は「絶望的なネコアレルギー」である。。。

「あ、あれは!?」
「ほう、旨そうな歩くチュール野郎だな。。。」
「さあ、我を撫でるのじゃ。今なら3時間撫で放題じゃよ。ほれ」
「ここらへんで歩くチュール野郎がいると聞いてきました~」

ぞろぞろと集まってくる海岸にゃんこブラザーズ。

何匹かの猫たちがいる場所で「ネコ寄せの術」が炸裂すると、容易にハーレム状態が出来上がるね。でも、俺には「絶望的なネコアレルギー」というあまりにも酷い呪いがかけられているので、長時間は体が耐えられないのだ。。。

だから、せっかく集まってネコネコさせてもらっても、1時間半が限界である。このときも結局1時間半ほど楽しく過ごした段階で、鼻水はズルズル。両目は猛烈な痒み。止まらないくしゃみ。。。

「ごめん、みんな。俺、そろそろ帰るわ。また会えたら会おうぞ。さらば! 楽しかったよ。ありがとなー」

突然の別れにずっこける野良猫さん。

とりあえず謝罪、別れの言葉、お礼を伝えてその場を去った。このときがいつも辛い。ちゃんと伝わってるのか、それまで静かに甘えていた子たちがにゃーにゃ―、なーなー鳴き出すんですわ。。。

大抵半泣きで心を鬼にしながら車に乗り込み、お別れするのだ。

さて、そんな出会いと別れを繰り返してきた俺が、2018年から2020年4月現在までに出会った猫さんは一体何匹でしょう……。

正解は47匹(多分)でした!!(*´▽`*)

いやあ、出会ってきたなあ笑 

早くコロナウイルスも収束して終息してほしいわ。。。当たり前のように冒険が出来る日々が、いかに幸せだったかを噛みしめながら今回の記事を締めくくろう。

それではまた次回更新で(`・ω・´)ゞ

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