ちなみに岩肌の具合は↑のとおり。こんなゴツゴツゴリゴリした岩が、長い年月をかけて波に削られて穴が開いてるなんて凄いよなあ。
俺が1000年休まずに拳を打ちつけても、ちっとも穴は開かないだろう。
そんなバカなことを考えながら、「海ってすげーな」とその場に体育座りして、しばらく眺めた。あとから誰もやってこないのを良いことに、しばらくひとり占めすることが出来たのである。
10分ほどボケーっとしただろうか。
ふと遊歩道の先があることを思い出し、ふたたび辺りを探索してみることにした。そして、そこでようやくあの棒の意味を理解することになるのである。
つづく