レトロ調というか、ノスタルジックというか、そんな匂いがする商店街にはまっている。鴨島駅前の商店街うろつきに引き続く第2弾。今回は「貞光二層うだつの町並み」を歩きつつ、商店街を探索してきた話。
昔ながらの商店街は、専門店が並びまくって総合力で結束しているのが良い
写真館
今となっては珍しくなったよな。
フジカラーというフレーズでさえ、樹木希林さんとかデーモン小暮さんとかのCMで辛うじて知っているくらいだけども。
鮮魚店
海が遠い貞光にあっては、きっと貴重だったに違いない。
考えてみれば、こういう鮮魚店で魚買ったことないな。もっぱらスーパーでしか買ったことがないや。一度買ってみたいものだ。
タバコ売り場?
今にもおばあちゃんが顔をのぞかせそうなタバコ屋さん。
10年くらい前、大阪ではバリバリこういうお店が現役だったけど、今はどうなんだろうな。
現代でも各々の役割を担い、地元の人々の生活を支え続けている一軒一軒のお店が、なんとも愛おしい。
きっと時代に抗おうとしたこともあっただろうな。時代に迎合しようとしたこともあったかもしれないな。どちらにせよ一生懸命だっただろうな。
何とはなしに、漠然と、それっぽいことに思いを巡らせながら、ぼけーっと歩く。
いかにも懐かしい商店街をイメージさせる看板や街灯、看板などに使われる書体。
歴史の味わいが出つつある、地域の地図?
どれもこれも、いつまでも眺めつつ浸っていたくなる。
俺もこういう場所へ訪れ、感傷に浸るようになったか。
我ながら笑ってしまう。少なくとも、この地には個人的な思い入れはない。でも、歩いていると何かしらの気持ちが湧いてくる。これはいったい何なのだろう。とても不思議な感覚である。
思っていた以上にたくさんのお店が並んでいた。
もちろん閉店してしまっているお店の少なくないだろう。
それでも町の景観の一部として存在し続けている限り、人々の記憶から消え去ってしまうことはないはずだ。
だが、それがいつまでも当たり前に形として残り続けるわけではない。形あるものは、やがて崩れてなくなっていってしまうのが当然だからだ。
だからこそ、俺はこうした記録をブログという形で残していこうと思う。
あくまで俺の主観でしかないブログであるが、それでも写真や映像を添えて残しておくことで、ブログを訪れた人々それぞれの記憶の支えくらいにはなるんじゃないかと考えている。
あと商店街の隠し醍醐味としては、
店と店の間に偶然見つけた路地にふら~っと入っていくことね
この先に何があるのかは、君の目で確かめるのだ!(行ってない)
本当は旧永井家庄屋屋敷にも入りたかったんだけど、先を急いでいたのと、花粉の飛散量が尋常ではなかったため早々に退散した。
ちなみに旧永井家住宅跡地は午前10時から午後5時まで無料で開放されているが、俺が退散したのは午前9時55分のことだった
ちょっと花粉がおさまったころに、もう一度訪れて探索しなおしたいな。
あとは商店街漁りをもう少し展開させる感じで楽しみたいと思った。
とりあえず今回はここまで。以上!