印象でいえば轟九十九滝くらいの豪気さだな。どばどば! 弾けとぶ水の玉が肉眼で捉えられるのも、滝壺に叩きつけられたしぶきが風に舞って俺をずぶ濡れにするのもよく似ている。
あっ! でかいミミゴ石!
そういえば、ミミゴ石って一般的じゃないのかな。ググっても出なかったし。
子どもの頃、死んだ祖母(生まれも育ちも神山だった)から教わったんだっけか。よく覚えてないが、河原で耳に当てて遊んだ記憶がある。
それはさておきテイスティングタイムだ。
これがメインだからな。ふはははは!
汲んで~、
おや、これは冷たい。相当な冷たさ。これまでで一番冷たいんじゃないか? この日の気温は20℃くらいの暖かい日だったから、冷たいの嬉しいな。
で、注ぐ!
む! この透明具合と炭酸水のような泡立ち。この特徴。そこから察するに「杉味」かな。ふふっ、これが経験値ってやつか。何だかんだで結構飲み歩いてるからなあ。
さて、飲んで~(*´∀`*)
あれ?
あれれれれー?
これは「無味」でも「椿味」でも「杉味」でもない。新しい味(フレーバー)だ!!!
なんちゅーこっちゃ!!!
てーへんだ! てーへんだ!
まさか新作を用意して待ってるとは、さすが山。