ちょっとバタバタしてて季節が少し遅くずれ込んだが、まあ良いや。桜記事だ。
一昨年(2019年)に一度訪れた吉良のエドヒガン桜。そのときは限りなく葉桜になっていて、「やれやれ」とひと息ついているような雰囲気だった。
さて2年ぶりの再会となる今回はどんな姿で出迎えてくれるだろうか。
事前に仕入れた情報によれば、どうやらテレビの開花宣言を待っていたら、徳島県西の桜の見頃(満開)を見過ごしてしまうようだ。それを知った俺は、予定より1週間早めに花見に行くことにした。
とはいえ時勢は未だに新型コロナ。密を回避し、出来るだけ人との接触は避けるに越したことはない。そこで俺は「おそらく誰も来ていないであろう早朝」に家を飛び出すことにした。
……まあ、元々人混みと行列と渋滞を徹底的に避ける男なので、そんなに行動に制限はかかってないんだけどね。コロナだろうが、なかろうが人の少ない時間とルートを必ず選ぶし。
なんて余談はさておき、桜よ。桜。
吉良のエドヒガン桜
いやあ、相変わらずデカイね。ユグドラシルかと思うくらいデカイ。そして、前回より咲き誇ってる感じがするな。
やっぱり桜はこうでないとな!
職場近くの桜は花がポップコーンだが、エドヒガン桜は違うんだなあ。あまり意識したこともなかったが、いろいろあるんだと改めて気付いた。
けど、来年はもうちょい早く来て、MAX状態の吉良のエドヒガン桜を見上げてみたいな。その頃には世界中が平穏になってるといいんだけども。
何だかんだと今年も自由にお花見もはばかられるような状況。だから、せめて写真や動画で雰囲気だけでもお裾分け出来ればなと。
技術不足は否めないが、雰囲気だけでもお召し上がりください。
春先の冒険では他の桜にも出合えたので、このまま「野良桜」もご紹介しておくとしよう。
冒険中に出会った愛すべき野良桜たち
はい、ここから本題。
いわゆる花見の名所は素晴らしい。満開時期などは誰から見ても100点満点。文句のつけどころがないだろう。間違いない。
だけど、俺が好きなのは山ん中で偶然見かける桜だ。勝手に「野良桜」と呼んでいるタイプのやつ。
何となく生命力の強さを感じるからだ。誰に手入れされるわけでもなく、誰にみられるわけでもなく、ただそこに存在しているだけ。存在しているだけなのに力強い存在感。咲いたら咲きっぱなしの野良感。
存在自体が意味を持ち、威風堂々な姿。
思わず見とれるのは、そんな桜だ。
とくに否応なしに縮こまらされとる昨今、そういう野良桜の逞しさは心強い限り。無限に元気を貰える気がする。
(まあ、厳密にいえばホンマは誰かが植えて、ちゃんと手入れしてるのかもしれないけど)
これ以上冗長なのも野暮ったいので、とりあえず今回は画力頼りで、これまでにしとこう。それじゃ、また!