野良猫を保護するのがこんなに大変とは。
この記事がここにあがっているということは、何かしらのかたちで保護猫大作戦が完了したということだ。
猫たちの安全を考慮するために必要最低限の情報しか出せず、写真も背景をモザイクで覆ったり、居場所を特定できないようにしたりしていたけど、完了したので解禁だ。(とはいえ具体的な場所の明記は控えさせていただく)
メロ、レン、ビビ。
この3兄弟と弟マーが出会ったのは、徳島県某所展望台。桜の季節になると非常に賑やかになる展望台だった。
たまたま写真を撮りに訪れたのがきっかけだったらしい。そして、ある日の休日、「俺もつれてけー」と駄々をこねて連れて行ってもらったのを機に、一緒に、または単独でごはんをあげにいくようになった。
やがて、どでかい台風が来るってんで「これはえらいこっちゃ。保護したらんと」という話になり、猫と生活もしたことがないのに保護をすることに決めた。
自称「ネコ寄せの術」の使い手であり、初対面の猫たちが何故か最初から好感度マックスみたいな状態になるという不思議な現象が続いていたため、正直「すぐ保護できるやろ」と高をくくっていた。
甘かった笑
幼少期より犬との生活しか知らない俺は、猫の身体能力の高さを知らなかった。
あんなミサイルみたいに飛び出していくなんて。ノーモーションからマックスの速度に達するなんて信じられなかったな。いかに動物たちが俺ら人間に対して手加減してくれているか、よくわかった。