前回は日が暮れてしまい、橋を渡った先にいけなかった。
なので、今回は早朝に龍宮崖公園リベンジしたお話。
ちなみに龍宮崖公園とは、にし阿波お勧めビューポイント100選選定されたスポットだ。(ちなみのちなみににし阿波お勧めビューポイント100選とは、徳島県西部総合県民局が選定した徳島県西部にある104か所のスポットのこと)
この日は久しぶりの良いお天気。まさに渓谷眺め日和といえた。
ほら、新緑の森へと続く橋。俺が一番大好きな色。
今回の記事は、過去イチ目に優しい画像が並ぶかもしれんな。前回の夕暮れ時も素敵だったが、早朝アタックも良いものだ。空気も澄んでいて旨い。朝ごはん食べ忘れたから、なおさら旨い。
辺り一面、緑、緑、緑。山も川も全部緑。なんだよ、コレ。最高かよ。どんだけ俺を喜ばせてくれるんだろう。とくに久々の日光を浴びまくって、丸坊主の俺は光合成しまくりで、たちまち元気になっていくのを感じていた。
そして、橋を渡り終えると、来ました。
ちなみに前回のと並べて比較してみよう。
こんなに見栄えのする苔むす石柱だったなんてな。
(それにしても俺の撮影位置完璧にシンクロしてない?笑 多分スマホの角度1,2度くらいの誤差なんじゃないかな)
俺の解読に寄れば、手前のが「石積パーク」で、奥のが「龍宮崖公園」って書いてあるね。どうやらこの石柱を抜けた先に公園があるらしい。
いっちょ行ってみっか!
いや、いきなり行き止まりやないか!笑
結局石柱と石柱の間を抜けて進むことは叶わず。仕方ないので別ルートに進路を見出した俺は、踵を返して、そちらの方に向かうことにした。
わりと緩やかな遊歩道を進んでいく。
途中で分岐があったのだが、とりあえず下に降りて川に近づけるルートを選択。前に先輩から「下に降りて川に入れますよ」と教わっていたから、それが見たくなったのである。
だが、途端に緩やかだった遊歩道が険しい表情を見せ始めた。
ひたすら下る道すがら、金網に囚われた謎の植物を横目に突き進んでいく。
下る下るグルグル下る。
考えてみれば、最初に渡った橋は地上70メートル。つまり70メートルの高さを降りなければならないということだ。そりゃ楽な道のりじゃない。
こういうとき「帰り道もあるよなあ」と先回りで考えてしまう、いけない俺であった。
太めの折れた木の棒をまたぎ、さらに進む。
だんだんと川のせせらぎ……いや轟音が近くなってくるのがわかる。
少しずつちらつくエメラルドグリーンの流れ。
気のせいだろうか。何となく涼しくなったようだ。
すぐに地上(河原)に降り立った俺は、さっそく川に近づいた。
川に出来るだけ近づくためには、岩々を渡っていかねばならない。時折よじのぼり、時折すべりながら少しずつゆっくりと川に近づいていった。
はい、川遊びに最適な感じのポイントに到着。
いや、めっちゃ気持ちいいやん。泳いでないのに笑
巨岩に覆われていて、近くの激しい流れが嘘みたいに遮られていて、
こちらは穏やかなものだ。
※しかし、良い子のみんな聞いてくれ。たしかに川遊びは楽しい。非常に楽しい。我々大人だって我を忘れて楽しんじゃうくらい楽しいものだ。だが、自然は楽しさと危険が背中合わせであることを努々忘れてはならぬ。
十分周辺に気を付けながら、安全に配慮(浮き輪やらライフジャケット装備したり、引っ掛かってしまわないように岩場に近づかないなど)を徹底して遊ぶように。
人は浅い水辺でも溺れるからね。俺が言うのもなんだが、自然をなめたらマジで死ぬよ。
さておじさんの説教タイムはここまで。
ちょっくら水温チェックや。
「むん!」ズボッ!「ひゃっ! ちべたい!」
なかなかの冷たさである。これは次回浄水器を装備して、改めて味を確かめる必要がありそうだな。綺麗で美味しそうだと思った水は、滝に限らず飲んで飲んで飲み倒してやろうと思う。
(ちなみに近所のおじいちゃんに「滝の水飲むの好きなんすよ」と言ったら、「ほうか。けど、気をつけろよ。獣もおるけん大腸菌やらあるやもしれんけん」とアドバイスをもらった。なので気を付ける!)
ちなみに河原からは、さっき渡ってきた橋を見上げることが出来る。70メートル頭上にある橋を見上げるのもなかなかオツなものだと思った。
さて、十二分に川遊びを堪能した俺は、来た道をえっちらおっちら戻っていくことにした。
ところがそれがまた大変で、ふたたび70メートルもの道のりを登っていかねばならないのである。なかなか難儀した笑
登り切るころには汗だくで息切れハーハーゼイゼイだった。
でも、とても素敵な癒しの空間のため、非常にオススメ。握り飯でも持ってくれば良かったなと心から思った。岩場に登って座り、塩むすびなんかを喰らいながら、茶でもすすれば最高なんじゃないかな。出来れば味噌汁もあれば完璧だろう。
考えてみれば、まだ自然の中で「飯」「味噌汁」とか、「淹れたてのお茶」なんかを楽しんだ記憶がない。せっかくこの辺りには番茶があるので、どっかで湧きあがった水を沸騰させて温かい茶をすすりたいところ。
さて、今回はここまで。それではまた次回更新にて。ごきげんよう。したらなー。