某所谷に到着してからというもの、しばらくはOTNさんが釣るさまを見て学ぶ時間があった。
「こやって釣るんぞ」という基本的動作を教えてくれるのである。
その後、俺もNEW竿を借りて挑戦!(ちなみに餌はブドウムシ)
最初は全然アマゴが感じられなかったんだけども、次第に竿を振って、ポイントに落とせた瞬間にアタリ?というか手ごたえというのを感じるのがわかるようになってきた。
驚いたのは、渓流釣りは瞬間的に「その時」が訪れるということだった。
なるほど。どうやら海釣りよりせわしないようだ。
「もうちょいゆっくり合わせてみ」「竿の伸ばし方はな」とOTNさんが俺の間違いをひとつひとつ修正してくれた。そのうちに、ぶるるるッ! ぶるるるッ!
まるでゲームのように竿を握る両手に伝わる振動に驚愕。
きたきたきたきた!!!!
そして、俺にもとうとう「その時」が訪れた。
初アマゴ!
わーいわーい!
OTNさんも「まあまあやの」と顔をしかめつつ、笑顔で褒めてくれた。
ちなみに釣ったアマゴは、OTNさんが即座にカッターでワタなんかを切除してくれるので鮮度良好のまま保冷バッグの中でカチンコチンになる。
それから大体4時間くらい、その谷近辺をうろうろしながら渓流釣りを楽しんだかな。