いや、本当はあと65円くらいはあったんだけど、どのみちこんにゃくは買えそうもなかった。
それを聞いた女性は明るく笑った。
それをきっかけに、俺は改めてどこの何者かを名乗り、職場のHPにて御社と商品を紹介しても構わないかお願いしてみた。女性は少し考え込んだ風だったが、すぐに指でオッケーサインを出してくれた。
礼をいい、丸坊主頭を深々と下げる俺。さらにずうずうしくも、「もしよかったらなんですけど、個人的にやってるサイトでも……」とこちら週刊トクシマで紹介しても良いか許可をお願いしたら、快くOKしてくれたというわけだ。

いやあ嬉しかったなあ。こういう徳島県にいる職人さんをたくさん紹介していきたいとも思ってるから、新たに豆腐職人を紹介できるのがうれしくて仕方ないね。
「ほな、店内とか写真撮らせていただきますね」
と了解を得てから、パシャパシャ。

売れてしまって、もう豆腐がほとんどないことを恥ずかしそうにいう女性。しかし、本当の豆腐屋さん自体が初体験な俺としては、もう見るものが片っ端から新鮮なわけ。
で、俺の悪い癖で許可をもらったら、もう自分の世界に入っちゃって、「これはきっとこういうものなんだろうな」「これはたぶんこういうものだろう」と、せっかくお店の方が取材協力態勢ばっちりになっているのに、何も取材しないで写真を撮ってきたというわけである。
まあこの週刊トクシマは情報発信サイトではなく、感想発信サイトなのでご容赦くださいませ。
このオカラの量みてよ。

人をダメにするクッションくらいの量はある。これだけありゃ1か月くらい飢えないんじゃないかな笑
無事写真を撮りまくり、念願の岩豆腐を購入しゲットできた俺はホクホク状態。最後に改めてお礼をいって、もう一度深々とお辞儀。そうしてお店を後にした。
「とりあえず実家に持って帰って、食べ方は要相談やな」
受け取った豆腐の重みを感じながら、そんなことを思う俺であった……。
ちなみに実際に買った豆腐がこちら。。。

1kg以上は余裕であるのが発覚。。。
そして、記事は続く!!!
