しかし、水の出の勢いが半端じゃないな笑
一瞬のうちにコップに溢れ出るほどの龍王水が注がれた。なんという透明感。
何気なく周りを見回してみる。これが滝の水のテイスティングであるならば、周辺の木々など植物が味を左右する(俺説)からである。俺レベルの滝ソムリエになれば、飲む前に味の想像がつくのだ。
杉が多く自生していれば、杉味。桧が多ければ桧味、椿が目立つようなら椿味という風に。
ちなみにこの龍王水の周囲には杉の木、そして、竹林が目立った。竹林か……これまでに無いパターンだな。さて、ソムリエモード、開始だ。
まず透明度は……。うむ、見事な透明度。市販のミネラルウォーターといってよいレベルだな。そして、香り。うむうむ。特に妙な匂いはない。ぱっと見で「飲める水だな」というのがよくわかる。
さて、飲んでみる。
ごくごくごくごく……。
!!!???
冷たさといい、飲みやすさ、口当たりの良さといい、絶妙なバランス!
これは素晴らしい。わざわざ汲みに来る人がいるのも頷ける。これまでの滝ソムリエとしての経験を総合して、何味かと言われれば「無味」。クセのないという意味で「無味」に分類させていただく。
無味の中でもかなりマイルドな無味だね。安心感を覚えられる水だ。
そういえば前職の先輩(地元の後輩)が、この水を汲んで、朝コーヒーを淹れるのにハマっていた話を聞いたことがあったな。この水なら納得かもしれない。しかも、無料だし笑
うーむ。この「無味」、「無味」と分類するには早合点しているかもしれんな。ちと「森藤ふれあいパーク」周辺を冒険探索してみる必要があるかもしれん。
ということで次回、「徳嶋ダイスケ、森藤ふれあいパークを冒険する!の巻」に続く!!