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【吉野川市】名湧水・龍王水をテイスティングしてみた話【湧き水ソムリエ】

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龍王水

我が故郷・吉野川市にも、名水と呼ばれる湧き水が存在する。

吉野川市鴨島町森藤の山すそに、「森藤ふれあいパーク」という自然9割9分くらいの公園があって、その敷地内に「龍王水」という非常に格好いい名前の湧き水があるのだ。

そこは、わざわざボトルを持ってきて水を汲みにくる人がいるくらい、知る人ぞ知る名水が勢いよく湧いているのである。

でも、俺はまだ地元の名水・龍王水を飲んだことがなかった。それでは自称滝ソムリエ、野良水ソムリエとしての名が廃る……ということで、さほど乗り気ではない弟・マーを連れて、龍王水を飲みにいってきた。今回は、そんな、お話。

さて、これが龍王水の一番の目印。

見事な石碑が目印なので、誰がどう見たって「これが龍王水だ」と気づける。

いいね。龍をあしらった蛇口から勢いよくドバドバ流れているのが、龍王水。ここの水は特に浄水する必要もないと思い、いつものコップに直に入れて飲んでみることした。

しかし、水の出の勢いが半端じゃないな笑

一瞬のうちにコップに溢れ出るほどの龍王水が注がれた。なんという透明感。

何気なく周りを見回してみる。これが滝の水のテイスティングであるならば、周辺の木々など植物が味を左右する(俺説)からである。俺レベルの滝ソムリエになれば、飲む前に味の想像がつくのだ。

杉が多く自生していれば、杉味。桧が多ければ桧味、椿が目立つようなら椿味という風に。

ちなみにこの龍王水の周囲には杉の木、そして、竹林が目立った。竹林か……これまでに無いパターンだな。さて、ソムリエモード、開始だ。

まず透明度は……。うむ、見事な透明度。市販のミネラルウォーターといってよいレベルだな。そして、香り。うむうむ。特に妙な匂いはない。ぱっと見で「飲める水だな」というのがよくわかる。

さて、飲んでみる。

ごくごくごくごく……。

!!!???

冷たさといい、飲みやすさ、口当たりの良さといい、絶妙なバランス!

これは素晴らしい。わざわざ汲みに来る人がいるのも頷ける。これまでの滝ソムリエとしての経験を総合して、何味かと言われれば「無味」。クセのないという意味で「無味」に分類させていただく。

無味の中でもかなりマイルドな無味だね。安心感を覚えられる水だ。

そういえば前職の先輩(地元の後輩)が、この水を汲んで、朝コーヒーを淹れるのにハマっていた話を聞いたことがあったな。この水なら納得かもしれない。しかも、無料だし笑

うーむ。この「無味」、「無味」と分類するには早合点しているかもしれんな。ちと「森藤ふれあいパーク」周辺を冒険探索してみる必要があるかもしれん。

ということで次回、「徳嶋ダイスケ、森藤ふれあいパークを冒険する!の巻」に続く!!

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