俺はちっさいマンなので、おっきい樹木が大好きだ。
(もっとも巨大な人工物は恐怖の対象でしかないが)
地元・吉野川市で有名な名水・龍王水を飲んでパワーアップした徳嶋ダイスケ。彼は漲るパワーを発散すべく、そのままの勢いで冒険を続けることに決めた。
車で数分のところに、巨樹を見つけた。
壇の大クスという徳島県指定の天然記念物である。
おなじみの掲示板によれば昭和40年3月の時点で樹齢推定950年。ということで、2022年現在としては樹齢1000年を超える立派な巨樹である。
大樹、巨樹の枝は、一般の木の幹並みかそれ以上に太く巨大だ。その力強さからは、逞しい生命力を感じざるを得ない。生い茂る青々とした葉からは癒しをわけてもらえる。そんな気がしてならない。
ちょっと大樹の下で寝転んでみる。
見て、すごいアングル。
もし、この大クスに意思があって、自由に動けたなら、きっと強いぜ? だってメイウェザーよりも、タイソンよりも長くて太い腕を何本も持ってるんだもの。めちゃくちゃ強いだろう。でも、町や村を守るゴーレム的な存在として、戦いを好まない強者的なキャラクターかもしれないな。
まあ、どちらにしたって強いに決まってるけどね。
なんていう空想をしながら見上げる大クス。おっきいなあ。
ちなみに樹の後ろには小さな社? 祠? があって何かしらが祀られているっぽいね。
鳥居もあって若宮神社って書かれていた。
どう? このアングル。結構カッコいい写真が撮れたっしょ?
若宮神社とは?
そういえば、若宮神社って何だろう。八幡神社くらい同じ名前をいたるところで見かけるけれど、いったいどういう意味なのだろうか。
というわけで、ちょいと調べてみた。
まずざっくりネットで検索をかけてみると、こうあった。
「日本各地にある神社」
なるほど。どーりでいたるところで見かけるはずだわな。でも、イマイチよくわからないままなので、もう少し調べてみる。すると、
「本宮の祭神の子(御子神)を祀った神社」というウィキペディア先生からの回答があった。ふむふむ。なるほどなるほど。
御子神ってのは、どうやら普通の神を大人と考えた場合の、子にあたる神のことらしい。
で、多くの若宮神社はこの御子神を祀ってる神社を指すんだけど、比較的新しく建てられた神社のことを若宮神社と名付けるパターンも少なくないってことがわかった。
いやあ良いもん見せていただいたな。
あと、毎度おなじみのホルガレンズ(トイカメラ風に撮れるやつ)を使って遊んでみたので、それも一緒に並べておこうと思う。
弟マーとふたりで写真や動画を撮りまくって、心底満足した我々は壇の大クスに別れを告げて、帰宅すべく愛車・鉄の棺桶3号に乗り込むのだった。
やはり自然は美しい。山も、川も、滝も、樹も。豊富で力強く、優しく、逞しい生命力が感じられる。元気がもらえる。心身ともに疲弊している、そこのあなた。だまされたと思って身近な自然に飛び込んでみよう。
信じられないほどリラックスできるからオススメだよ。
それでは今回はここまで。したらなー。