遊覧船、遊覧船と書いてきたけど、厳密には周遊船なのね笑
とりあえずこの木製の橋を渡っていくと、やたら屈強なスタッフの方がにこやかに声をかけてくれた。「ひょうたん島クルーズに乗りたいんですけど、どうしたらいいですか?」と訊ねると、「あちらで400円をお支払いください」と教えてくれた。
お金を支払い、オレンジ色のライフジャケットを受け取った俺は、11時の出発まで並べられた白い椅子に腰かけて待つことにした。その際にスタッフの方に、動画等の撮影許可をいただいていると、それを横で聞いていたマダムが、「あなた、そういう活動されている人?」と声をかけてくださった。
そこから仲良くなった我々は、11時まで楽しく会話。船も一緒に乗り込んだ。
これがひょうたん島クルーズ専用の船である。座ってみるとわかるのだが、なかなか良い値のするソファーと同じような質感の椅子である。
そして、こちらが船長だけが座れる操舵席。この年季の入り具合、日に焼けまくってて良いよね。
でね、マダムと「どこに座る?」なんて友達みたいなやり取りをしていると、いかにも「ベテラン船長」といった風合いの、海の似合う男性が乗り込んできた。彼こそが今回我々2人をステキなクルージングへ導いてくれる人であった。
見たまえ。これが海の男の背中だ。まあ、我々がいるのは川なんだけども、水質がほぼ海みたいなもんらしいから、細かいことは言いっこなし。格好いい親父さんなんだ、これが。
本人曰く、今かぶってる青いキャップは7つ目で、これまでに6つ風で飛んで行って行方不明になってしまっているらしい。ハンドル握って7年目とのことだから、年に1つ紛失している計算だ。そういうところもご愛敬。(那賀川の事務所にいたときに作ったものらしく、青の他に黒色もあるらしい)