また徳島県が愉快な説をアピールしていることに気が付いた。
それはさておき、まずは今後徳島県のお土産としてメジャーになっていくかもしれないお菓子の紹介から始めていくとしよう。
徳島市南内町にある株式会社ボン・アームというところが販売している、藍チーズラングドシャというお菓子がある。名前に入っているように、藍(タデ藍)が使用されているお菓子だ。
ちなみにタデ藍とは、藍染に使う植物のことだね。(合ってるよね?)
そんないかにも徳島っぽいものを盛り込んだお菓子をご紹介。
まあどんなお菓子かって言うと、こんなパッケージのやつだ。
なかなかいかしたデザインというか色合いのパッケージでしょ?
ちなみにラングドシャとは、
17世紀~20世紀のどっかで登場したフランス発祥の、ザラザラサクサクした食感で、フランス語で「猫の舌」を意味するネーミングらしい。由来としては、フランスでのラングドシャはひょうたん型をしており、ザラザラしているところも含めて「猫の舌っぽくね?」という感じらしい。
日本におけるラングドシャといえば、北海道名物の代表格・白い恋人の外側のザラザラサクサクした部分がイメージしやすいかもしれない。実際、この藍チーズラングドシャもスタイル的には白い恋人っぽいお菓子である。
裏面には、かなり気になる文言が書かれているが、ここは一旦無視して話を続けよう。
何となくのイメージだけど、外国の友達にお土産で持ってくと喜ばれそうだね。「狙いすぎ」って言われるかもしれんが、俺的には「狙わんと当たらん」と思うから、これくらい狙いまくったデザインとかコンセプトとかのがちょうどいいんじゃなかろうかと。
開封。そして、実食。
とりあえず中身を見てみようと、1つ袋を破って取り出してみる。
まるで大谷焼を思わせる、焼き物っぽい風合いが垣間見えるお菓子が登場。あまり食べ物に使う表現としては正しくないと思うんだけど、どこか陶器っぽい色味。四辺のほんのり焦げたところなどは、とくに大谷焼のお茶碗の質感に似ているように見えた。
口にする前に匂いを嗅ぐ。
というのも、藍染体験をしたことのある人ならわかってくれると思うのだが、発酵させた藍染用の汁はなかなか独特な香りがするのだ。「もしかして、こやつにもその香りが?」と疑いつつ、匂いを確認してみる。