最近もっぱら日本酒党気分である。
1,2日の休肝日を設けつつ、それ以外の毎日で日本酒を呑んで肝臓をアルコールで磨き上げている次第だ。言い訳としては、「ブログの記事を書かなきゃいけないんだもん」だ。
何しろ自ら立ち上げた「今年中に通算1000記事突破しようぜ」という企画中の身だった。
どうせなら趣味と実益を兼ねたネタ探しをしつつ、楽しみながら記事を書きたいというのが本音である。そうなってくると、必然的に「吞みながらレビューが書けて記事が完成する」という理想のスタイルに、ついつい甘えてしまうものだ。
だが、毎度毎度松浦酒造を贔屓にするわけにもいかない。
何しろ徳島県には他にもたくさん素晴らしい酒造が存在するのだから。
というわけで今回は、瓢太閤のこの酒をいただくことに決めた!!!!
瓢太閤 特別本醸造 我流
まず良い名でしょう。我流だぜ、我流。やっぱり理想の生き方は我流でありたいものだ。
阿波山田錦100%使用の特別本醸造。、冷でも燗でも常温でも楽しめる酒とのこと。
ちなみに、特別本醸造とは……。
特別本醸造とは精米歩合60%以下、
または特別な醸造方法で造られている、
香味・色沢が特に良好なお酒。
日新酒類HPより
どうやら辛口の酒らしく、キレの良さが特徴的なのだそうだ。これは楽しみだな。久しく辛口の酒というのを口にしていないものだから、俺の舌がどのように反応するのかワクワクする。
今回のおつまみは、いろいろ迷ったけどスーパーのお惣菜2種となっております。
さて、一献!
うん、うん。たしかにしっかりとした辛口だな。ここのところ、フルーティなものや、ほのかな甘さを楽しむタイプのものが多かったから、ピリッと来て背筋が伸びたね。
なんだろう、まだお酒を呑んでいなかった頃に思い描いていたような味わいという感じがする。辛さと共にほろ苦さを感じさせる口当たりが、なんともアダルトな味わいなんだよね。
「料理に合わせて冷でも燗でも……」みたいな説明があるけれども、全然迎合しないというか媚びることなく、「ちゃんとどんなヤツとも合わせてやっから任せとけ」と言わんばかりの我流を感じるね。
何も気取らないし、気取らせもしない、そんな酒。四の五の言わずに俺を呑めみたいな格好良さを感じました。低カロリーなおつまみを一気に上等な肴に変えてしまうような、求心力があるなと。
俺の感じとしては、もしかするとしっかり味つけを施した野菜と合う酒なのかもしれないなと思った。たとえば何かしらの漬物とかね。主張の強すぎない肴と一緒にいただくのがいいのかも。なんというか一歩か二歩後ろ歩いてくるような奥ゆかしい肴ね。
もう結構酔ってるから、自分でも何書いてんだかわからないんだけどうまい。
180ミリリットルの小瓶を買ったんだけど、この量があるのもありがたいね。飲みすぎを防げるし、未経験だとお試しで楽しむことも出来るし。日本酒を深く知らない身としては、こういう飲みきりサイズでいろいろと楽しめるのは嬉しい限り。
いやあ、うまい。日新酒類さんもさすが。美味しいお酒を造りますな。
ごちそうさまでした!
というわけで今回はここまで。したらなー。