先日(7月16日)に行った、新進気鋭の和三盆店「わんさんぼん」で買ってきた、「手づくり和菓子道具」を開封。
そのパッケージには「ご自宅でかんたんに作れる」と書いてある。
でも、俺は知ってるぞ。お菓子作りは、とくに和菓子づくりは相当難しいってことを。友達にひとり和菓子職人がいるけど、厳しい修行を頑張ってる。それを「かんたんに作れる」だと?
しかも、俺は、自分で言うのも照れくさいが「不器用さなら他の追随を許さない、右に出る者はない男」である。
チュッパチャプスの包みすら解けない男だ。
ざっくりとした料理なら出来るが、繊細なお菓子作りは「混ぜて、冷やして、固めるだけで完成」なゼリーですら失敗した男だ。
そんな絶望的不器用な男である俺に、「かんたん」に作れるかな( ̄ー ̄)ニヤリ
ご自宅かんたん和菓子作りスタート
まず、説明書を見ながら何となく必要そうな道具を取り出します。(他に茶こしや霧吹きなどを用意しました)
左側の和三盆(砂糖)と中央の型はセットで購入したものです。
まずは和三盆を大体50グラムくらいボウルに入れていきます。
100均で買った霧吹きで3、4回ほどシュッシュします。あまりやりすぎると固まってしまうらしいので要注意。
こちらが水に濡れた和三盆になります。
それを黄金の右手でこねていきます。(ちなみに俺は右手に13個のほくろがあります)
※水に濡れた和三盆をこねると、手がベトベトになります。が、衛生上舐めてはいけません。
和三盆をこしていきます。茶こしに入れてトントンしていくのです。
こちらがトントンこした、サラサラになった和三盆です。
サラサラ和三盆を型に詰めていきます。
このとき、出来る限りギュウギュウ詰めにしていくのがコツです。
ヘラではみ出た和三盆をゴリゴリと削り落とします。
ちょっとやり方失敗。。。
本当は和三盆詰めた型に、お皿をかぶせてひっくり返してトントンすべきだったんだよな。
間違えて手でつまみ上げてお皿に置いちゃった。。。でも、充分に固めてたから崩れずにすんだ。
冷蔵庫に入れて一晩冷やします。
ちょっと余った和三盆でさらに4個プラスして、ラップして冷蔵庫へ。
そして、出来上がったのがこちらです。
冷蔵庫に入れて、ラップして一晩置いたのがこれ。
キンッキンに冷えてやがり、犯罪的な旨さです。
お上品な甘さでおいしゅうございます。
まとめ
結論としては俺のようなヒドイ不器用なヤツでも、本当に簡単に干菓子が作れることがわかった。
ひとつひとつの工程をこなしていけば、簡単に出来るので結構小さい子でも出来ると思う。ここまでの一連の流れを見てもらえばわかると思うけど、お砂場遊びと変わらない作業ばかりだからね。それに時期的なことをいえば、自由研究としてやってみるのも良いかもしれないね。(3100円だから、お高い自由研究キットになるけど。。。)
そして、それをきっかけに「お客さんのおもてなし」みたいな作法を教えてあげるといいかもしれない。
お茶と一緒に自分が作った干菓子を丁寧にお出しして、喜んでもらえたら嬉しい体験なんじゃないか?
それに残った和三盆はヨーグルトに混ぜたり、食パンに乗っけて食べたり、普通の砂糖のように使えばいい。こうして楽しく使っていくと、「もったいなくて使えない」という感覚が薄れて、より美味しく使える方法を求めて使っていけるかもしれない。和三盆にとっても嬉しいはずだ。
ということで、とても楽しく和三盆 干菓子を作ることが出来た!! 以上!!