徳島県内をうろついてると、
実にシンプルな観光スポットにたどり着くことがある。
どういうスポットかと言えば、「徳島ならココでしょ!」「徳島来たなら絶対行かなきゃ」なんて話題のときには挙がらない。
でも、そこの良さは行ってみないと絶対にわからないみたいな景色が見られるスポットのことだ。
ガツンとインパクトのある名物料理があるわけでもないし、言葉を失うほどの絶景が見られるわけでもないけど、「おー」「へー」「なるほどー」「ふーん」と思うスポット。
そのいくつかを紹介していこう。
自転車の駅 みかも
この何だか良い感じに古めかしい建物は、道の駅ではない。自転車の駅である。
全国的にロードレーサーが爆発的に増えたためか、とうとう徳島にも自転車の駅が出来た。
ただここ自体に何があるかというと、
自転車乗りのための雑誌が多数。
箱みたいな構造のテーブルと写ってないけど椅子があったと思う。
まあちょっとした自転車乗りのための休憩所みたいな感じなんだろうな。
空気入れも置いてあるようで、マシントラブルの際に助かる。
ちなみに出入り口の鍵は懐かしいネジみたいなやつ。旧校舎の窓がこんな感じだった気がする。
またすぐそば(同じ敷地内)には、
産直みかもがあり、ちょっとした飲食(ロールケーキがうまいらしい)が出来、トイレも借りられる。
訪れたのは、お花大権現にいく直前だったかな。
落合集落を正面から見るスポット
落合集落付近に足を運んだのではなく、落合集落を正面から見られるところから見た図。
誤解のないように言うと、落合集落自体は「天空の村」なんて自称するくらい雰囲気のあるスポットらしい。(行ったことがないのでなんとも言えないけど)
ただ落合集落を正面から見られるスポットというのは、結構苦労して車をグルングルン走らせて行くわりに呆気ないのである。
でこまわしの一本でも売ってる店でもあれば嬉しいんだけど、ない。(※でこまわし=里芋の味噌田楽で祖谷の伝統料理)
また、俺の行ったタイミングが良くなかったんだけど、まず分厚い雲が空を覆っていて薄暗い。。。
おまけに写真の中央下らへんに薄っすら煙が写ってる。ちょうど俺が行ったときにすぐ下の家が何か焼いてたのが写り込んじゃってるんだな。
栗枝渡神社の帰り道にふらっと寄ってみたときに撮影。
道の駅貞光ゆうゆう館向かいの広場
とんでもなくデカい樹木が目印。
道の駅貞光ゆうゆう館から、歩道橋を渡って行ける。ちなみに道の駅貞光ゆうゆう館は、徳島県内で最初に出来た道の駅なんだそうな。(96年のるるぶに載ってた)
巨樹の里と自称してるだけあって、木々がたくさん両手を広げて出迎えてくれる。
キレイに刈り込まれた芝生。キレイに舗装された歩道。雨不足で水量が減った吉野川。
家族連れでサッカーやキャッチボールなんかが楽しめるスポットだ。夏場なら川遊びも出来る。
腹が減れば道の駅に行って、レストランを利用するのも良い。
まとめ
たまたまフラフラ~っと立ち寄ると「へえ、悪くないじゃないか!」「良いとこ見つけたっぽい。ラッキー」となるようなスポットを紹介。
それぞれ異なる味があるわけだけど、あくまで副菜扱いであって、メインディッシュにはなりえないスポット。(お好きな方ゴメンナサイ)
もっとも非常に手の込んだ、美味しい副菜であるということを強調しておこう。歳を重ねるごとに価値がわかるようになる、煮物とかおひたしのような感じ。
刺激を求めて訪れるような場所ではないが、味わい深い癒やしなら求めていいと思われる。